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JAからのお知らせ

JAからのお知らせ

2018.02.01

組合長コラム・・・平成30年2月号 花の便りは農の便り

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代表理事組合長 柴田 文志

平成30年2月号 花の便りは農の便り

DSC_6773「大寒」が少し過ぎたころ、みよし市の「あざぶ梅の里」から花の便りが届きました。

毎日寒い日が続きますが、春の足音が着実に花という姿で近づいています。

みよし市莇生町では約8㌶の畑で梅を栽培しています。「みよしの梅」として市場出荷され、莇生公民館の向かいにある選果場では直売もしています。梅酒や梅ジュース、梅干し用としても地元のみなさんにも人気があり、ウォーキングで三好池を訪れる人たちも購入していきます。

農家の人たちは梅の花が咲き終わり、葉が出て収穫を迎えるころまでアブラムシやカイガラムシの防除や下草刈りなど忙しい時期を迎えます。収穫はすべて手作業。高齢化による人手不足を協議会を作って協力し合い栽培しています。梅の花をどこかでご覧になったらどうぞ地元の「あざぶ梅の里」を思い出してください。そして農ある風景に暮す幸せを実感しましょう。

この花の便りを聞くと、いよいよ今年も管内の農産物が「動き出した」と感じます。

 

平成30年1月号 豊作の新年を願う

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はいろんなことがありました。管内の農産物は、やはり天候の影響を受けて、作柄もさまざまでした。DSC_8673 - コピー

お米では、収穫時期の早いコシヒカリ、ミネアサヒは、7~8月の日照不足で収量がやや落ち込みました。続いて収穫された大地の風は、まずまずの成績。(我が家は今年も増収でにっこり)管内全体でみれば、ほんの少し減収という年でした。ただ、生産調整の効果もあり、米価が回復してきたので、最終の売り上げは増加する見込みです。

果樹では桃の売り上げが好調でしたが、梨やイチジクが台風などの影響で減収しました。ハクサイや中山間地の菊も、売り上げが伸びませんでした。

農家の皆さんは、毎年の天気を読みながら、栽培、管理をしていきますが、やはり難しいですね。新年は天候に恵まれ、管内すべての農作物が豊作であることを願っています。消費者の皆さんはどうぞ地元の農産物を食べることで農業を応援してください。

今年1年皆さんにとって幸せに満ちた年になりますようお祈りいたします。

 

平成29年12月号 話題作りでブランド化

1ケース7個入りの桃「白鳳」を10万円で販売。大3桃高値取引

1ケース5個入りの梨「歓月」を木箱に入れて7万4千円で販売。

1個のジャンボ梨を小原和紙包んで10万円で販売。

日本ジャンボ梨コンテストで日本一。

皆さん、これらの話題は、すべて今年JA管内の果樹農家が取り組んできた話題作りの数々です。農家の人たちは、自分たちの作った自慢の農産物を多くの消費者に知ってもらおうとさまざまなアイディアを出してブランド化の努力をしています。
 いくらおいしい農産物を安全安心に農家が生産したとしても、消費者の皆さんが知っていただかないと地産地消は行き届きません。その橋渡しをすべく私たちJAもお手伝いをしていきます。今年初めて定期貯金契約の方に地元農産物の買い物ができる農業応援チケットをお配りし、貯金と農産物を結びつけました。赤とんぼが舞う田園風景を取り戻す「赤とんぼ米」の生産量を今年小規模ながら倍増しました。みなさんが地元の果物やお米、野菜のことを知ってもらうことは、農家にとって何よりの励みになります。地域の農業が未来に向けて続いていく糸口になっていきます。生産者と消費者が共に農業を盛り立てていく関係を作り続けていきましょう。
 この一年、地域農業を応援していただきありがとうございました。来たる新年も農業応援団としてみなさんのご支援を期待しています。

平成29年11月号 アメニモマケズJAフェスタ

DSC_4525おりしも台風22号の接近に重なった10月29日の「農業知ってJAフェス」は、あいにくの天候にも関わらず大勢の人たちにお越しいただきました。その数1万2000人。お迎えしたのはJAスタッフ数をはるかに超える農家の皆さん260人です。

 

 

 

 

大4 農業知ってJAフェスタ1イベントの目玉だった軽トラ市は、急きょ荷台の荷物を豊田スタジアム内に机を並べて販売することとなりました。その中身は季節の野菜や果物はもちろん、山のキノコやお花、豆腐や漬物などの加工品と広い豊田・みよしの農産物と農家工夫の手作り食材がずらりと並びました。売り場のあちらこちらでは自慢の出品物をはさんで農家と来場者の人たちの会話に花が咲きました。特に売り場に立った元気な農家の姿から、改めて「豊田・みよしの農業はとても元気なんだ!」と実感しました。

 

DSC_4923農産物を紹介するコーナーでは、市場出荷品質の農産物の試食を楽しんでもらいながら販売しました。季節外れのイチゴやイチジクはJA女性部がジャムを作って来場者に試食提供できました。助け合いの会の皆さんも介助犬のPR・募金活動をしてくれました。

今回のイベントには農家組合員の皆さん、生産部会、産直部会、JA青年部、女性部、助け合いの会、森林組合、矢作川漁協、県酪農組合など、多くの皆さんが農業・農産物を盛り上げてくれました。そして何よりも大きく成功させてくれたのは来場していただいた豊田・みよしの准組合員はじめ消費者の皆さん。多くの人の応援があって農業は成り立つのです。このイベントを生産者と消費者の顔の見える理想の在り方と位置付け、その橋渡しを続けていきます。

アメニモマケズ、台風ニモマケズ、この自然を受け入れることから農業がはじまるのです。JAフェスタそのものが農業だと感じました。

平成29年10月号 自然災害と支え合い

9月18日、日本列島に台風18号が襲来し、各地に被害をもたらしました。当地の農作物にも少なからずその爪痕を残していきました。収穫真っ盛りだったナシ「あきづき」は強い風と突風が吹き荒れた影響で1割から2割が落下しました。落下したナシは当然出荷出来ません。農家の収入もそれだけ減少します。ナシほどではないもののモモ、イチジク、ナスなどで風による擦れの被害が出ました。これらも市場の評価に影響します。ビニールハウスが破れた園芸農家もありました。こういう自然災害に対して農家はいつも苦しめられています。しかし、それでも長年の経験と新しい技術を組み入れながら、知恵をしぼって戦っています。消費者の皆さんには、この現実を理解していただきながら地元の農産物を手に取ってもらえればと願っています。

15周年ロコ__4C今年は、JA合併15周年の節目の年です。これを記念して「We Loveとよた」の農業版としてイベントを開催します。皆さんの身近な田畑で皆さんの見知った農家の人たちがいろいろな困難にも諦めずに農業を営んでいます。地域の人たちが買ってくれる、食べてくれるという喜びをエネルギーにして農家はがんばっています。そんな力強さと温かさを味わいに10月29日に豊田スタジアムで開催される「農業知って!JAフェスタ」に足を運んでください。軽トラ60台に130人以上の農家の皆さんが自慢の農作物を持ち寄ります。その場で味わえる地元の食材もふんだんです。

お店で地元産を見かけたら手に取っていただく。近くにJAイベントがあったら寄って農家に声を掛けていただく。安全な食料も地域の景観もこうして支え合っていくものでありたいと願っています。

平成29年9月号 夏から秋へ お祭り本番! こめった隊・こめった食LOVEのパワーはじける

DSC_7609JAでは新入職員が全員「こめった隊」の隊員に任命されます。今年は27人。素顔の素敵な若者ばかりです。そして、こめったくんをこよなく愛する有志70人が「こめった 食LOVE」を結成して、この「こめった隊」をフォローします。

 

 

 

DSC_9493今年は豊田市の「まちなかおいでん」と「おいでんファイナル」、みよし市の「いいじゃんまつり」にこめったくんと一緒に参加してくれました。「とても暑かったです」とみんなの気持ちを代弁して報告してくれるリーダーの顔は、いつもとてもさわやかです。

 

 

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こめった隊の任務は、各地のイベントに参加して①こめったダンスを披露しながらイベントを盛り上げたり、②管内の農業をPRしたり、③紙芝居などを使って食農教育活動をしたり、④田植えや稲刈りなどの農業体験もします。もちろんJA事業のPRも。1年の任務を終えるころには、しっかりとしたチームワークが出来上がっています。

 

DSC_1701今年はJAが合併して15周年の節目の年です。いよいよ各地区で15周年を記念した「ふれあい祭り」が始まります。豊田スタジアムでも大きなイベントを計画しています。もちろんこめった隊の若者たちも元気いっぱい盛り上げてくれるでしょう。みなさんお誘い合わせてご参加ください。

 

 

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この地域でのふれあい祭りやいろんなイベントでは、農業に関わる生産部会、JA青年部、女性部、助け合いの会、年金友の会、総代さん、准組合員さんはじめ、もちろんJAの支店や各事業所の職員もたくさん参加して一緒に盛り上げてまいります。そんなイベントの一つにこんなにかわいらしい一コマがありました。(足助支店の夏祭りイベント参加)かわいらしい浴衣姿に心が「ほっこり」しました。

みんなでお待ちしています。お出かけ下さいね。

平成29年8月号 「赤とんぼが群れなす御在所岳で」

7月22日に、「赤とんぼ米友の会」と共に「赤とんぼ見つけ隊IN御在所」に参加してきました。

DSC_3249 赤とんぼとして知られる「アキアカネ」は、6月ごろに田んぼで羽化し、7月8月の約2ヶ月間を標高の高い涼しい場所で過ごします。そして秋になると麓に下り、田んぼなどの水辺に産卵し、卵のまま泥の中や土の中で春をむかえます。

赤とんぼの避暑地として知られる御在所岳では、アキアカネを捕らえて御在所のGのマークを付けて放すという「アカトンボふる里さがし大作戦」が行われています。毎年2万匹を超えるアキアカネにマーキングしていて、愛知県の渥美半島や知多半島から、遠くは福井県敦賀市の海岸で、Gマークのアキアカネが見つかっているそうです。

 この日は、「赤とんぼ米友の会」の皆さんと共に御在所岳に登り、この「アカトンボふる里さがし大作戦」に参加してアキアカネにマーキングをするのです。

DSC_3302_s豊田市は、朝起きた時から蝉の鳴き声がうるさいほどの真夏日でした。友の会のご家族の方々とJA本店からバスに揺られ、御在所ロープウェイ乗り場に降り立つと、そこは蝉の声など全く聞こえず、長袖で過ごせるほどの涼しさで、まさに避暑地です。山頂の気温は何と17℃の表示。見上げると真っ白な霧に覆われて、残念ながら山頂は全く見えません。

ロープウェイで登り着いた山頂も、やはり真っ白な霧に包まれて数メートル先も見えません。タモを手に赤とんぼを探しますが、なかなか見つかりません。

 すると、天候が変わり太陽が顔を出しました。とたんに、周りから何匹ものアキアカネが飛び出してきました。私たちの頭上や草の周りをアキアカネが舞い飛びます。子どもたちが歓声をあげながらアキアカネを追いかけます。私の見たかった光景がそこにありました。

DSC_3280_s私も、子どもたちと一緒に赤とんぼを追いかけ、捕まえたアキアカネにマーキングをし、空に放ちました。飛び去っていく、アキアカネの姿を見ながら、秋には豊田・みよしまで降りて行ってくれよと願いました。今回マーキングしたアキアカネは98匹。とても楽しいひと時でもありました。

 会員の皆さんには、実物のアキアカネが群れをなして飛び交う姿を見ていただき、その生態を体感したことで、私たちの「赤とんぼ米」への取組みをさらに理解していただけたと思います。

私どもJAは、管内地域に暮らす生産者の生活と、自動車産業を中心とした地域住民の生活を農畜産物を通して繋いでいくだけでなく、美しい山里の風景や田園風景を守ることでも繋いでいきたいと考えます。

平成29年7月号 「農業体験26会場 各地で始まる」

JAが農業体験のイベントに本格的に取り組み始めました。各営農センターや金融店舗の単位で、植付け・収穫・料理1055_1(食べる)まで一貫した体験ができるように、農家の皆さん、女性部、JA職員そしてふれあい委員会の皆さんなどたくさんの皆さんに力を借りながら消費者や小学校に声を掛け農業に触れてもらっています。中には25年も前から継続している体験もあれば、今年初めてスタートする会場もあります。その植付けまでの体験会場は実に26会場に上ります。

平成29年 植付けなどの農業体験をした一覧

No

日付

内  容

体験した団体・学校など

1

29.4.9

桃梨花見ウォーキング

トヨタ紡織猿投工場

2

29.4.23

田植え体験

トヨタ自動車下山工場

3

29.4.26

里芋の定植

童子山小学校

4

29.5.6

田植え体験

EM生活

5

29.5.10

田植え体験

美山小学校

6

29.5.11

田植え体験

竹村小学校

7

29.5.13

親子ふれあい農業体験

稲武地域

8

29.5.14

田植え体験

松平地域

9

29.5.14

親子田植え体験

チャグリン 前林町

10

29.5.15

サツマイモの定植

グリーンセンター朝日ヶ丘

11

29.5.16

田植え体験

若林西小学校

12

29.5.17

ビオトープ籾まき

寿恵野小学校

13

29.5.18

プランターで野菜作り

女性大学

14

29.5.20

サツマイモの定植

稲武地域

15

29.5.21

田植え体験

コープあいち

16

29.5.26

プランターで野菜作り

グリーンセンター高岡

17

29.5.27

田植え体験

赤とんぼ友の会

18

29.5.31

田植え体験

寺部小学校

19

29.5.31

三好アグリスクール

 

20

29.6.1

田植え体験

若林西小学校

21

296.3

田植え体験

お米実らせ隊

22

29.6.5

田植え体験

堤小学校

23

29.6.8

ビオトープ田植え体験

寿恵野小学校

24

29.6.9

田植え体験

寿恵野小学校

25

29.6.9

大豆作り

畝部小学校

26

29.6.9

田植え体験

黒笹小学校

1055_3 植付けが終わりこれからは、生き物観察・収穫・料理と季節が進むにつれて体験も楽しく、おいしく内容を変えていきます。これからも折に触れ、この様子もお知らせします。
これからが楽しみですね。

平成29年6月号 「「トヨタの森」で思うこと」

トヨタ自動車の本社ビルから南東へ2キロほどの山あいにあるフォレスタヒルズの中に「トヨタの森」があります。トヨタが運営する里山での自然体験活動の出来る施設で、20年ほど前から一般公開していてインタープリター(自然と人の「仲介」をして自然解説を行う人)が常駐しています。世界のモーターカンパニーのおひざ元にこのような施設があることに驚かされます。

20170606_sこの「トヨタの森」で6月2日から2日間、「トンボから伝えよう!人と自然共生の未来」と題し、「全日本トンボ王国プロジェクト」が開催されました。全国からトンボの愛好家や専門家、企業や行政の環境分野に携わる人たちなど約60人が集まりました。イベントでは国内最小種として知られるハッチョウトンボの寝姿観察会などのユニークなプログラムを始め最新のトンボ事情や豊田市のトンボに関する研究発表などが紹介されました。

このトンボイベントに生物学的な見地の持ち合わせの無い私が招待されました。「赤とんぼ米」の取組みを事例発表せよということです。この十数年で国内の赤とんぼの数が激減し、その原因が農薬にあるという疑いがもたれていることは参加者の多くの共通の認識です。豊かな自然と共にくらす私たち農家、生産者にとってかつての赤とんぼの舞う風景を米づくりを通して復活させたい思いをお話ししました。環境に配慮した米づくりを3年前から試験栽培し、翌年には環境保全米として販売、昨年は特別栽培米に進化した「赤とんぼ米」を売り出して地域消費者から多くの反響がありました。赤とんぼ米を栽培グループが作り、認証委員会がチェックし、賛同する消費者友の会が買い支える。この仕組みが出来上がり、今年度は生産者が増えたことで小規模ながら取扱量が倍増する見通しです。参加者からは「がんばれ、がんばれ」の声があり、とても心強く感じました。

トンボ専門の会議に出席し、さまざまな人の話を聞いて思うことは生き物を通して自然環境を見つめるとき、良くも悪くもそこには人間が介在し大きな影響を及ぼしているということです。ことに農業はその面積の大きさや水利用の観点からしてもその影響は多大です。人の生命のいしずえとなる食物を生産しながら多様な生物が棲み続けられる環境を作るという大きな責任を受け止めつつ、大いなる志を持って地域農業を支えていきます。

平成29年5月号 「私たちの期待、JAあいち豊田青年部「次代の会」」

4月27日、50歳未満の若い農業者の組織JAあいち豊田青年部「次代の会」の総会がありました。春作業の忙しさで出席者こそ多くはなかったものの、活気ある会場の雰囲気は、とても新鮮に感じました。

0501s今、青年部の会員は99人。その彼らの作っている作物は、田んぼ中心の作物では米、麦、大豆。果樹はモモ、ナシ、カキ、イチジク、ブルーベリー。果菜類ではイチゴ、スイカ、メロン、トマト、スイートコーン。野菜全般だとハクサイ、キャベツ、ナス、ネギ、七草、自然薯、シイタケ、野菜苗、花の苗、パンジー。施設の花ではシクラメン、洋ラン、小菊、鉢花、畜産でも酪農、肥育牛、養豚、お茶もあります。

その地域も、中山間の山奥から市街地、平たん地まで、豊田・みよしの全域で生産、出荷をしています。すごいですよね。

みんな専業農家です。頼もしいばかりです。

このメンバーの今抱えている課題、思い、期待は、そのままこの地域農業の課題、思い、期待でもあります。29年度からは青年部の代表が、農協の理事さんとして農協の経営に加わります。たくさん話し合いながら、一緒になって地域農業や暮らしを支え、作り上げていきます。

DSC_4676_s実は、まだ加入していない若者が50人はいます。みんなが加入したくなるような青年部活動を期待しています。

この総会で嬉しいことがありました。新しく選任された、下山地域の浅井会長に「よくぞこの青年部を作ってくれました」とお礼を言われたのです。「ビックリ・ウルッ」ときて、嬉しさがこみ上げました。新しいリーダーにも大いに期待をしています。

総会の後は、全員での懇親会だそうです。豊田、みよしの農業ここにあり。わが腕にあり。さぞかしにぎやかな、勢いのある宴会となるに違いありません。

写真=前会長の手嶋さん(上)、新会長の浅井さん(下)

 

平成29年4月号 「「田園回帰」に農の魅力を思う」

総務省の「田園回帰」の調査にびっくり。都会の人の3割が「移住・田園回帰」を望んでいると発表がありました。東京の「ふるさと回帰支援センター」への移住相談が2万6000件と過去最高を記録したそうです。5年前に比べると4倍近いらしい。

0415_001_sもう少し詳しく調査すると、条件の悪い村では、相変わらず合計人口が減り続けているそうです。しかし、そんな村でも、ここ5年間に8割の村に移住、転入者があったといいます。高齢化の村なのでマイナスが多いものの、プラスもあるという実態がわかりました。

この地元豊田でも、足助地区の村では移住者が増えて、実際に人口が増加したという村も現れました。豊田市の「空き家情報バンク」には、今200件以上の空き家待ち登録があるそうです。

さらに、豊田市のような移住希望を取りまとめている全国の市町村(130)担当者にきくと、「農業を主体」という人から「農業を兼業で」「家庭菜園程度」という人も含め、農業に何らかの関心を持っている移住希望者が多いと答えた市町村が9割に達したといいます。

 

DSC_1267_s田園回帰・・・田舎にある魅力、農業の魅力、地元に住んでいると気づかない魅力を都市の人たちが発見し、あこがれ、そこに住んでみたいと思うようになる。私たちも、そんな魅力を再発見しようではありませんか。それには、農業というものを産業面だけでみるのではなく「農ライフ」としてみることが大切ですね。

 

ちなみに、豊田市農ライフ創生センター(農業の研修施設)の卒業生は10年で約500人、そのうち8割が就農しています。さらに、農地を借りて新規就農した人が270人。

田園回帰はここ豊田でもどんどん進んでいます。

平成29年3月号 「コエンザイムQ10たっぷり・・イノシシをいただきました」

ino_subuta_ss名鉄トヨタホテルでジビエ試食会がありました。和・洋・中のすべての料理にイノシシの肉を使ったメニューが次から次へと(9品目)テーブルに並べられ、大変おいしく、満足な、満腹感のあるひと時となりました。

 イノシシの肉がみごとに変身して、どれも、おいしくいただけたのにはびっくりしました。ちなみに、私のお気に入りは和食では「イノシシの角煮(バラ)」、洋食では「イノシシヒレ肉の塩ガマロースト」、中華では「イノシシの黒酢酢豚(ヒレ)」でした。最後のシシフランクフルトも食べごたえがありました。

注目したのは味だけではなく、シシ肉の栄養価と機能性です。

①牛肉や豚肉に比べて高タンパク、低カロリー(ヘルシーなのです)
 ②赤身には「コエンザイムQ10(還元型)」が牛肉、豚肉のなんと2倍以上

このデータは、足助病院の早川院長さんが、病院の広報誌「あすけあいVOL98 2016年4-6月号」で発表されています。
    足助病院のHPにてご覧いただけます。
    http://www.jaaikosei.or.jp/asuke/asukeai/asukeai98p6.pdf
 ③他にも、良質なタンパク質、ビタミンB群、コラーゲンが豊富です。

Ino_ri-suto_ssこのイノシシの肉は、足助にある「山恵」さんから提供されたものです。山恵さんは市内で捕獲したイノシシ・シカの食肉加工をする「猪鹿工房」です。

今、豊田市内の中山間を中心に、鳥獣の被害が深刻です。平成27年の被害額は1億円を超えています。このうちイノシシの被害が半分近いのです。年間の捕獲量は何と3000頭を超えているのです。

山恵さんはこのイノシシ・シカの肉を「山の恵」として、大切な命を無駄なく利用し、中山間地を元気にしたいと、一年前に会社を設立しました。私たち農家にとっても、このシシ肉を多くの皆さんが食べるようになれば、捕獲数も増えるし、農作物の被害が減少する。耕作放棄の農地も減る。豊かな自然のある村への若い移住世帯が増える。三河の山里が元気になる。

まさに山恵さんの思いに同感するとともに、「シシ肉を食べて応援する」ことが中山間地の農業を応援することにもなると、改めて意を強く持ちました。皆さん、中山間地の応援三点セットは猪・鹿・蝶ならぬ「猪・鹿・赤とんぼ米」でおねがいします。

※「(株)山恵」のHPとFACEBOOKはコチラ
http://inosisi-yamakei.com/
https://ja-jp.facebook.com/inosisi.yamakei/

平成29年2月号 「豆づくり、土づくり」

立春を迎え、「節分の豆まき」をした家庭も多い事でしょう。「鬼は外、福は内」と掛け声をかけながら、家内安全と家族の健康を願い豆をまく、大切な伝統文化の一つですね。

0125この地域では大豆栽培が盛んです。管内は農業法人が中心となって麦の作付後に二毛作の大豆を積極的に作付しています。水田フル活用をすすめているのです。JA管内の作付面積は331㌶(平成18年)から445㌶(平成27年)と増加しています。管内では、主に豆腐に加工される品種「フクユタカ」を中心に作付けしています。実は、ここ豊田も安城・西尾を含めた西三河の大豆産地の一翼を担っています。昔から、各農家では自家製の味噌作りや豆腐作りが盛んに行われていました。最近ではずいぶん少なってきましたが、それでもJA女性部の人たちが味噌作り教室や豆腐作り教室を通じて、地域住人や子どもたち、小学校などへ地元農産物の文化や魅力を伝えてもらっています。

さて、農閑期と呼ばれるこの時期ではありますが農家は本格的に農作業を始める4月に向けて準備を始めています。まだまだ寒い早朝から、田や畑でトラクターに乗る農家を見かけます。今は大地に養分をたっぷりとやる、土づくりの季節です。土づくりは基礎作り。肥料や有機物・土壌改良剤を土に混ぜ込みながら耕し、これからまく種や苗が育ちやすい環境を整えます。この季節の農家のひと苦労が後の生育を左右する大切な作業です。

昨年策定したJAあいち豊田の地域農業振興の取組みも、しっかりと土づくりから始めたいところ。それでも、期限付きであるためゆっくりはしていられません。歩みは緩めず、それでもしっかりと目標に向かっていきます。

皆さん、今年はJAあいち豊田合併15周年という節目の年を迎えます。地域に根ざしたJAとして、地域になくてはならないJAだという評価を頂き、地域の農業振興はもちろんの事、組合員皆様の営農とくらしを総合的にバックアップする「総合農協であるべきだ!」という評価をしていただけるような合併15周年の年にしたいと考えています。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

平成29年1月号 「助け合い」次の世代に

新年あけましておめでとうございます。平成29年が皆さまに穏やかな年でありますようお祈り申し上げます。

「協同組合」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。昨年末に飛び込んできた、うれしい知らせです。先月のコラムでわたしが次のようにつぶやきました。

 農業協同組合は、弱い、小さいものが集まって強くなる「協同組合」です。共存共栄、相互扶助、助け合いの組織でもあります。株主利益を追求する株式会社と違います。株式会社が最も優れた組織ではないとも思っています。競争ではなく共存。成長ではなく成熟。・・・です。

 まるで、この思いが通じたかのような知らせです。日本では協同組合の役割に否定的な声が強まっていますが、世界的には高い評価が認定されたことになります。むしろ「日本の農協がんばれ」と世界の協同組合からエールを送ってもらったと感じています。

 このユネスコ遺産登録にあたって、無形文化遺産の登録委員会は、「雇用創出や高齢者支援などの今日的な課題に、協同組合が創意工夫あふれる解決策を生み出している」と評価しています。グローバル化が進んでいますが、地域に根ざした協同組合の価値を改めて確認し、地域、全国、世界の仲間と連携を強めて「助け合い」の精神を地球規模で次の世代に引き継ぐべきだと、改めて心に強く思っています。

新年はJAあいち豊田の合併15周年の記念の年になります。世界、全国の仲間と連携をし、そしてこの地域の仲間、トヨタ生協、豊田森林組合、矢作川漁協、労働組合の方たちとも、これを機会に連携ができればいいなと、思いを膨らませています。。