JAあいち豊田について

平成30年10月号 台風で知った「助け合いの輪」と「光センサーの威力」

2018.10.01

台風21号では、管内の農作物、特にモモ、ナシに予想以上の被害が出ました。ナシでは「あきづき」という生産農家が「これが一番おいしい」とイチオシですすめる品種が落下してしまいました。モモでもマンゴーを連想させる「ゴールデンピーチ」にも被害が及びました。
 現場を巡回すると、桃の木が倒れたり、折れた枝がむき出しになっていたり、落ちたモモやナシが散乱していて、とても痛々しい状況でした。ほかの作物でも、枝折れ、風によるスレ果の被害がたくさん出て、今になってその影響が出てきています。自然の前では、人の力は小さなものですね。0906台風被害の農家を応援

今回の台風について、一部新聞でも話題になりましたが、この台風で落下したナシを、農協が買い取って、管内のAコープやグリーンセンター、産直プラザさらには他のJAにも応援をもらって1200コンテナ、重量にして9.7トンのナシとモモを、地域の皆さんに売ることができました。

実は、落下した果実は集めてどこかへ捨てるか埋めるしかありません。少なからずお金に変えることができたので、梨部会の皆さんからは、多くの感謝の言葉をいただきました。

急きょ始めた、この落下梨の買い取り販売は、現場の担当職員もよくやってくれましたが、それを受けて、Aコープ、グリーンセンター、産直プラザでも、がんばって売ってくれました。農協の職員のみんなも、そして、多くの市民の皆さんにも買い支えていただきました。

農業協同組合らしい、助け合いの輪がうまくこの地域に広がったんだなと、実感しています。買っていただいたみなさん、ありがとうございました。

DSC_8637(2)ところで、あの「落下した梨」を食べていかがでしたか。さすが、生産農家が自慢するだけのおいしい梨でした。その一方で、「…?」という梨もあったはずです。それは、まだ未熟の梨だったのかもしれません。

農協の選果場では、農家が持ち込んだ梨を「光センサー」を使って、色、形、熟度、甘さを瞬時に計測して、いいものだけを出荷、流通させています。今回の梨はこの光センサーを通していません。

私の家にも「・・・?」という梨がテーブルに上がった時、光センサーの威力を改めて感じました。豊田・みよしの梨、桃、柿など、まだまだたくさん出荷されます。安心してお買い求めください。

そして、食べることでの「買い支え」をお願いします。もうすぐ新米の「赤とんぼ米」も登場します。