JAあいち豊田について

平成30年8月号 「中甲さん」と「若竹さん」

2018.08.01

先日、JA管内で主に高岡西部地区を活動拠点とする農業法人(株)中甲の総会に出席しました。そして、新しい発見がありました。

この「中甲さん」は、同じく高岡地区の東部を活動拠点とする農業法人「若竹さん」とともに、組合員が管理できなくなった農地を、JAにいったん預けて各地区の農業法人に再配分する仕組みの中で、大規模な農業法人に育ってきています。他にも、豊田、みよしの管内でも、農業法人がしっかりと育っています。

いまから40年ほど前に産声を上げた二つの農業法人は、今ではその経営面積が中甲で460ha、若竹が350haにまで成長しています。この高岡地区に限って言えば、地区水田の平均35%、多い地域では70%を農業法人が作付けしているのです。

おかげで、この地区では耕作放棄のように荒れている農地は見られません。たまには管理しきれない農地も見られますが。(笑) この地区にはなくてはならない農業の大切な担い手集団です。

0401株式会社中甲発足 (19)中甲さんの経営内容は、コメ200ha、麦220ha、大豆80ha、ほかにはキャベツ、レンコン、タマネギ、トウモロコシなどを加えると、延べ作付面積は530haです。

これだけ大規模なので、農業法人で働いている人もたくさんいます。従業員が27人で、パートさんを加えると48人もいます。それも、年齢が若い。従業員の平均年齢は34.7歳です。40年の歴史を持ちながらも、この年齢構成は、しっかりと世代交代をして、さらにステップアップしている姿そのものだと感じています。

その中甲さんに、「今年の4月からピカピカの若者2人が仲間入りしました」と杉浦社長から紹介がありました。それは、安城農林高校を卒業したかわいらしい農業女子の卵「岡部 宇宙(こすも)」さんと、猿投農林高校を卒業した好青年「松尾 康正(こうき)」くんです。

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松尾君は、総会の後の席でこう話してくれました。「猿投農林高校の生徒の時に、JA青年部の方が学校に出かけてきて『出前授業』をしてくれました。その時に中甲の話を聞いて『僕もやりたい』と中甲に応募をしました」。その学校で話をした人が、当時のJA青年部の代表で手嶋勝広さんでした。DSC_4881(2)

この手嶋さんは、実は中甲の役員であり、JAの青年部代表の農協理事でもあります。しかし、手嶋さんは松尾君の中甲応募の理由を「今初めて知りました」と、ビックリしつつも、とても嬉しそうでした。

若い二人の新規就農の姿を目の当たりにして、豊田の農業の元気な姿をとても頼もしく感じました。2人ともがんばれ!!