JAあいち豊田について

平成30年6月号 「麦秋」に見る地場産小麦への期待

2018.06.01

麦刈りが始まりました。「麦秋」という私の一番、好きな田園風景が今広がっています。

小麦色の麦畑では大きなコンバインがあちこちで走り回る。その近くでは、田植えが終わって、苗が活着して、青々とした緑の早苗が、水田に広がる。いいですね。

ところが、皆さん、最近の麦畑の小麦の実った色が、ずいぶん薄くなりました。気が付きましたか。小麦色と早苗のコントラストが、少し薄くなりましたね。

実は、小麦の品種が変わったためです。では、どう変わったのか。

これまでの国産小麦は、収穫量が少ない、粉の色がくすむ、粘りや腰が弱い、麺の触感が物足りないなどの欠点があり、外国産の小麦に混ぜて使われていました。しかし、愛知県の試験場では、10年かけてこの欠点を克服し、品種改良に成功しました。

つまり、愛知県産小麦100%でうどんやきしめんができるようになりました。「きぬあかり」という名前ですが、絹のような明るい色合いと、もちもちした触感のあるおいしい麺ができるのです。

さらには、パンや中華めん用の品種も開発しました。「ゆめあかり」という品種で、ここ豊田でも試験栽培が始まりました。ついに、国産(愛知産)小麦100%のパンを焼くことができるのです。これからは、豊田、みよしの小麦のほとんどがこの2品種に統一されていくでしょう。

小麦の色が薄くなったのは、もちもち麺も、ラーメンの麺も、ふんわりパンもできる小麦に変身した証しなのです。

これから、WE LOVEとよたの農産物・商品の一つとして、どんどん地場産の麺、パンの商品化が進んでいきます。どうぞお楽しみに。

DSC_8303(1)

 

 

 

 

 

 

豊田市竹元町の田んぼと麦畑