JAあいち豊田について

平成29年8月号 「赤とんぼが群れなす御在所岳で」

2017.08.01

7月22日に、「赤とんぼ米友の会」と共に「赤とんぼ見つけ隊IN御在所」に参加してきました。

DSC_3249 赤とんぼとして知られる「アキアカネ」は、6月ごろに田んぼで羽化し、7月8月の約2ヶ月間を標高の高い涼しい場所で過ごします。そして秋になると麓に下り、田んぼなどの水辺に産卵し、卵のまま泥の中や土の中で春をむかえます。

赤とんぼの避暑地として知られる御在所岳では、アキアカネを捕らえて御在所のGのマークを付けて放すという「アカトンボふる里さがし大作戦」が行われています。毎年2万匹を超えるアキアカネにマーキングしていて、愛知県の渥美半島や知多半島から、遠くは福井県敦賀市の海岸で、Gマークのアキアカネが見つかっているそうです。

 この日は、「赤とんぼ米友の会」の皆さんと共に御在所岳に登り、この「アカトンボふる里さがし大作戦」に参加してアキアカネにマーキングをするのです。

DSC_3302_s豊田市は、朝起きた時から蝉の鳴き声がうるさいほどの真夏日でした。友の会のご家族の方々とJA本店からバスに揺られ、御在所ロープウェイ乗り場に降り立つと、そこは蝉の声など全く聞こえず、長袖で過ごせるほどの涼しさで、まさに避暑地です。山頂の気温は何と17℃の表示。見上げると真っ白な霧に覆われて、残念ながら山頂は全く見えません。

ロープウェイで登り着いた山頂も、やはり真っ白な霧に包まれて数メートル先も見えません。タモを手に赤とんぼを探しますが、なかなか見つかりません。

 すると、天候が変わり太陽が顔を出しました。とたんに、周りから何匹ものアキアカネが飛び出してきました。私たちの頭上や草の周りをアキアカネが舞い飛びます。子どもたちが歓声をあげながらアキアカネを追いかけます。私の見たかった光景がそこにありました。

DSC_3280_s私も、子どもたちと一緒に赤とんぼを追いかけ、捕まえたアキアカネにマーキングをし、空に放ちました。飛び去っていく、アキアカネの姿を見ながら、秋には豊田・みよしまで降りて行ってくれよと願いました。今回マーキングしたアキアカネは98匹。とても楽しいひと時でもありました。

 会員の皆さんには、実物のアキアカネが群れをなして飛び交う姿を見ていただき、その生態を体感したことで、私たちの「赤とんぼ米」への取組みをさらに理解していただけたと思います。

私どもJAは、管内地域に暮らす生産者の生活と、自動車産業を中心とした地域住民の生活を農畜産物を通して繋いでいくだけでなく、美しい山里の風景や田園風景を守ることでも繋いでいきたいと考えます。