JAあいち豊田について

令和元年9月号 農業はJAZZ

2019.09.01

 JAあいち豊田と豊田市が共同で取り組んでいる農業の研修施設「農ライフ創生センター」は、開設して15年になる。これまでの修了生は600人を超える。驚くのは、彼らの就農率だ。なんと8割を超えている。JAの生産部会加入者は284人、JAへの組合員加入も334人。修了者には農地が貸し付けられるので新規就農者もたくさんいる。

 

広報誌 グリーンボイス2016年7月号 特集

 

 これまでの15年間、私はすべての卒業式に顔を出して、皆さんに励ましの言葉をかけてきた。この卒業式では、座学や農場実習を担当する農家、先生もみんなに声をかけている。その言葉の中に名言がある。

 それは、「農業に基本はあるが正解はない」「基本は守りつつ、自分でアレンジしながら、農作業を楽しんでください」という言葉だ。

 これはもうJAZZだと思う。JAZZは曲のコード進行(基本)を守りつつ、自分でアドリブ(アレンジ)して、それを楽しむ音楽です。

 私が今楽しんでいる農業は、まさにJAZZに通じるものがあると感じている。季節や天候に応じて、自由に栽培方法をアレンジして、失敗も含めてとても楽しくやっている。でも、植物生理に基づいた作物の基本はおさえなくてはいけない。

 この農ライフの講師先生の中に清水さんという方がいる。清水さんはJAZZの大先生であると同時に、農業の先生でもある。農業の楽しさを発信する方法も、アドリブがいい