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県下の桃農家が先進地区の取り組みを学ぶ/愛知県果樹振興会もも現地研究会/愛知県果樹振興会

2014.05.14

愛知県果樹振興会は5月14日、豊田市舞木町の桃園などで「平成26年度愛知県果樹振興会もも現地研究会」を開き、県下の桃生産者をはじめ、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課やJAあいち豊田の職員あわせて約100人参加した。

これは、栽培ほ場の視察を通じて県下の桃生産者同士の情報交換の場を提供し、栽培先進地区の取り組みを学ぶことを目的に3年に1度開催しているもの。今年は県下最大の桃産地である豊田市で開催した。

この日は、JA尾張中央・JA愛知北・JA豊橋の桃部会員や愛知県農業大学校の学生らが参加。JAあいち豊田桃部会の大岩孝弘部会長と森敏康さんの同町の桃園を視察した。参加者は、両園の栽培概要や経営概要などの説明を受けながら園内を見学し、土性にあわせた仕立て方法や樹1本あたりの着果数などを質問していた。また、豊田市小坂本町の豊田市産業文化センターでは、今後の産地形成や病害虫防除の講演を開催した。名果株式会社果実部の前久保公良氏による「10年後のモモ販売情勢を見据えた産地への助言」と題した講演では、消費者や小売店などで調査したアンケート結果や他産地の取り組みを紹介。パッケージ規格の改良や優良品種へのシフトなど消費動向を踏まえた栽培・出荷を呼びかけた。

JAあいち豊田桃部会は54戸があわせて約52ヘクタールで桃を栽培。部会員全員がエコファーマーの認定を受けるなど安全で美味しい桃の栽培に努めている。部会員が育てた桃が集まる同JA選果場は、振動のより少ない選果工程や5kg入りダンボール以外の出荷形態に対応できるよう2012年に選果機を更新し、消費者ニーズへの対応にも力を入れている。同部会では、6月下旬から早生品種「ちよひめ」の出荷が始まり、9月の『ゴールデンピーチ』まで、9品種を順次出荷する。