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学校給食へ地元産タマネギを/タマネギの目ぞろえ会を開催/農業生産法人株式会社中甲

2014.05.21

 農業生産法人株式会社中甲は5月21日、豊田市前林町にあるJAあいち豊田前林農産物出荷場でタマネギ出荷目ぞろえ会を開き、同社の社員や市場関係者、同JA職員など合わせて29人が参加した。

同社は、同市高岡地区の約400ヘクタールで米麦大豆の農作業委託などを受け、地域農業の担い手として大きな役割を果たしている法人。2010年の株式会社化を契機に園芸課を立ち上げ、転作作物の一つとしてキャベツ栽培を導入。JAあいち経済連への契約出荷や同市内の学校給食への供給をスタートさせた。水田からの転作のためキャベツ栽培が難しいほ場もあり、その有効活用を模索する中、昨年10月から45アールでタマネギの栽培を始め、順調に生育したことから学校給食を中心に出荷する事となった。

この日は、同市役所農政課や教育委員会の職員など、学校関係者や行政の担当者も参加して目ぞろえ会を行った。市場関係者が、同社が栽培したタマネギをサンプルに、出荷規格などを説明。葉を落とす位置や外皮の除去、1玉200グラム以上の「秀」品を給食用専用コンテナで出荷することを確認した。市場関係者の1人は、「学校給食では様々なメニューでタマネギを使い、同市では1日あたり1.5トン~2トンの需要がほぼ毎日ある。地元産は貴重なのでより多く出荷してほしい」と話していた。同社園芸課の中野圭介課長は「10アールあたり定植数はタマネギ産地より少なく、まだ試験の段階。コストダウンと省力化を進めていきたい」と話していた。出荷は6月の1カ月間で、約15トンを同JAを通じて行う予定だ。