JAあいち豊田は発売から10年が経過する同JAオリジナルのペットボトル「のもまい とよた茶」のリニューアルに着手。豊田市農産物ブランド化推進協議会や豊田市茶業組合、下山茶業組合と協力して味やデザインを一新し、6月23日から発売する。
新しい「とよた茶」は豊田市産の煎茶100%を使用。高級茶のかぶせ茶を使い、一番茶の比率を50%から70%に高めることによって、「まろみ」・「香り」を強調し農家こだわりの贅沢な味わいとなっている。パッケージのデザインは愛知県立猿投農林高校の生徒約190人が応募した原画デザインの中から選出。同校生活科学科2年生の松井映里香さん(右写真)の作品をベースに、茶畑と同市のシンボルの1つでもある豊田スタジアムと豊田大橋が描かれたものを採用した。
豊田市茶業組合は主に同市豊栄町など26戸の農家で構成され、全国・関西・県の品評会で優秀な成績を上げるなど優良な産地として知られている。今年度、同組合の創立50周年の節目の年を迎え、組合員が力を合わせ優良茶の製造や安全・安心なお茶作りに努めている。同JA生活部生活課の熊谷実課長は「とよた茶が販売され10年、多くの方から愛されてきた。今回、味・デザインを一新し、ますます皆さんに親しまれるお茶に仕上がった」と話す。350ml入りで、価格は100円(税抜)。同JAのAコープやグリーンセンター、産直プラザなどで販売する。