ニューストピックス

ブドウ「デラウェア」の品評会を開く/昨年には負けずと甘い仕上がり/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2014.07.29

豊田市農産物ブランド化推進協議会は7月29日、品質の向上と地元産の農産物を市民へPRするため、豊田市農林畜産物品評会「ぶどうの部デラウェア」を開いた。

今年の品評会は、豊田市若林西町のJAあいち豊田グリーンセンター高岡店で行い、同JAぶどう部会員が丹精こめて栽培したLサイズの「デラウェア」14点(1点2キロ箱で約12房入り)が出品された。審査は愛知県豊田加茂農林水産事務所の職員など3人が担当。審査員は出品されたブドウを見比べながら色・形状・粒ぞろい・病害虫の有無・食味・糖度などを基準に審査した。また、同店に買い物に訪れた来店客も消費者審査員として品評会に参加した。

審査の結果、特別賞に市川喜久雄さん(豊田市堤本町)が、金賞に岩附鋭夫さん(同市手呂町)が、銀賞に酒井賢さん(同市堤本町)が、消費者賞に永井鋹幸さん(同市中田町)が入賞した。審査員を務めた県農業改良普及課の森敬子専門員は「病気も少なく天候にも恵まれ生育も順調。また、日中と夜間との温度差が大きかったため着色も良く糖度も20度以上と高く、見た目も食味も昨年に負けずの出来となった」と話していた。

JAあいち豊田ぶどう部会は27戸の農家で構成。デラウェアの収穫が8月中旬まで続き、8月上旬から「巨峰」の収穫も始まる。