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ジネンジョ産地を守り続けるために/ジネンジョ合同研修会/愛知県豊田加茂農林水産事務所

2014.08.21

県内有数のジネンジョの産地である豊田市で8月21日、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課がジネンジョ産地の活性化やブランド基盤の強化を目指し「平成26年度 第2回ジネンジョ合同研修会」を開き、主催する同農業改良普及課の職員やJAあいち豊田管内の各ジネンジョ生産組織(藤岡・小原・旭・稲武・下山)の代表者、同JA職員など11人が参加した。

 ジネンジョは種となるムカゴから約1年かけ種芋を育てるため、良質なジネンジョを栽培するには、優良種芋の安定確保が各地区において重要な課題。この研修会では、それぞれ地区ごとの種芋の生育や品質について正確なデータを共有することで、各地区の共同網室や個人網室における種芋の生産力を把握し、品質向上のための基礎データの収集を目的としている。各部会が合同で研修を行うのは今年が初めての試みだ。

この日は、3カ所の共同網室を巡回。網室管理状況や種芋の生育状況を確認し、生産者らは情報交換や交流を行った。同農業改良普及課の髙木俊輔技師は「部会員数が減りつつある中で豊田市のジネンジョを守り続けるため、各地区の情報を共有し安定生産を目指していきたい」と話していた。

同JA管内では、ジネンジョ「夢とろろ」を栽培。天然のジネンジョと変わらない強い粘りと食味が良いのが特徴。愛知県内で最も早い1978年からジネンジョの栽培に取り組み、県下有数の産地を守るため共同網室視察を進めている。