ニューストピックス

山菜の王様ジネンジョ/県下有数の産地が出荷開始/旭自然薯組合

2014.11.14

愛知県有数のジネンジョ産地豊田市旭地区で11月14日、旭自然薯組合がジネンジョ「夢とろろ」の出荷を始めた。今年は、台風によるツル折れなどの天候による被害が心配されたが順調に生育。例年どおりの出荷開始となった。同組合では今年約3.5トンの出荷を見込んでいる。

ジネンジョ「夢とろろ」は、同市稲武町にある愛知県農業総合試験場山間農業研究所が育成した品種で、天然のジネンジョと変わらない強い粘りと食味が良いのが特徴。消費者からも好評で、同組合では2003年からこの品種の栽培を本格化させている。

この日は、パイプ栽培の特長であるまっすぐ伸びたきれいなジネンジョが出荷先のJAあいち豊田旭営農センターに次々と持ち込まれた。初日の出荷は1本500グラム前後のものを中心に合わせて約125キログラム。販売も同日から始まり、JA職員がサイズや外観を確認しながらジネンジョを計量し、箱詰め後店頭に陳列していった。同組合のジネンジョは、同センターでの販売が中心で、価格は1箱(1キログラム入)で3,240円。お歳暮用の宅配も同センターで受け付けている。出荷は今月20日頃にピークを迎え、12月中旬まで続く。また、11月22日・23日に同市笹戸町で開かれる「笹戸温泉じねんじょ・もみじまつり」で同組合がジネンジョの即売やジネンジョ掘取体験などを行う予定だ。

旭自然薯組合は、41戸の農家が所属。あわせて155アールでジネンジョ「夢とろろ」を栽培。1978年からジネンジョの栽培に取り組み県下でも有数産地となっている。