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警察の協力で防犯訓練を実施/JAあいち豊田金融部

2014.11.19

JAあいち豊田金融部は11月19日、豊田市保見町にある同JA保見支店で金融機関強盗を想定した防犯訓練を行った。

これは、凶器などを持った強盗が押し入った場合の対処や事後対応などを訓練するもので、同JAでは毎年この時期に管轄する豊田警察署の指導協力の下で実施している。

 この日は、同JA金融本支店の支店長など73人が参加。訓練は、凶器を持った強盗が金を要求するという設定で行われた。犯人役の同署員が「金を出せ」などと脅すと同支店の窓口担当者と支店長が慎重に対応。支店職員は、警察への通報や犯人の逃走方向確認などの日ごろから申し合わせている任務分担に従い冷静に行動した。また、同JAが作成したチェック表に人相や体型などの特徴を記入し駆けつけた警察官に報告した。同JAの小山克弘常務理事は「日ごろの心構えと訓練を重ねることでいざという時に適切な行動ができる。このような訓練を各支店でも実施し防犯に努めていきたい」と話していた。

 同JA金融支店では、この日の訓練を含め警察と連携した防犯活動に努めている。振り込め詐欺の対策では、窓口での声掛けや店内の掲示物、JA広報誌などを通じて注意喚起を行い、組合員・地域住民に安心して利用していただける金融機関を目指している。