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摘房・摘粒作業で最高の巨峰に/巨峰摘房・摘粒講習会/JAあいち豊田ぶどう部会高岡地区

2012.06.15

JAあいち豊田ぶどう部会高岡地区は6月15日、豊田市堤本町にある同部会の酒井正司さんのブドウ栽培ほ場で巨峰の摘房摘粒講習会を開き、部会員をはじめ愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課やJA職員など10人が参加した。
 この講習会は、6月中旬以降に過密になる巨峰の房や粒を落とす摘房と摘粒作業のポイントを聴き、最終的に7月後半以降の着色を促して最高の巨峰に仕上げる技術を実際にハサミ入れしながら学ぶことが目的。今年は梅雨入り後、雨が少なく水不足気味だが、目だった病害虫もなく、順調に生育している。

この日は同JAの榊原正義専門技術員が果粒肥大期と着色期以降の管理などについて説明。榊原専門技術員は「ブドウは気温が高くなると色がつきにくくなるので、着色し始めたらこまめにかん水するなど、房の温度を上げないように心がけてほしい」と呼びかけていた。同部会の林勲弘部会長は「ここ最近は雨が少ないので若干玉が伸びていないが、これからがブドウ栽培の勝負。今年も勉強しながら高品質のブドウを作りたい」と話していた。同部会員らは今後、手作業による摘房摘粒作業を経た後、果粒の肥大を促進させる2回目のジベレリン処理、日焼け防止や害虫対策のための袋がけを行い、8月中旬の出荷を迎える予定だ。

JAあいち豊田ぶどう部会は33戸の農家で構成。高岡地区では28戸の農家が「デラウエア」と「巨峰」を栽培している。デラウエアは7月下旬から8月上旬ごろ収穫が始まり、豊田市場などに出荷する予定だ。