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学校給食に向け「梨ゼリー」開発スタート/農林生が地元農業を盛り上げる/愛知県立猿投農林高校

2015.01.06

県内有数の梨産地、豊田市にある愛知県立猿投農林高校の生徒10人が11月の学校給食に提供する「梨ゼリー」の開発に取り組んでいる。3年生をリーダーに、材料の配合を少しずつ変え2月末の完成を目指す。

 これは、同校が地元産の梨を多くの子どもたちに食べてもらいたいという強い思いから、独自で梨ゼリーを試作し豊田市役所農政課に学校給食として提案。一時は思うようにいかず白紙に戻ったが、同市役所からJAあいち豊田やゼリーなどを取り扱っている加工会社の紹介を受け、再び梨ゼリー開発をスタートさせた。

 試作の最終段階を迎えた1月6日には生徒が集まり、味などを検討。わずかな分量で味が大きく変化するため、材料の計量をグラム単位まで細かく行い、加工会社の工程をもとに2班に分かれ5回目の試作を始めた。地元産の梨で作ったピューレの割合を30%にし、何回も試作を重ねることで本来の「味」・「風味」・「舌触り」・「食感」を引き出し、またゼリー特有のツルっとした食感に仕上げた。開発リーダーの吉田茜音さんは「豊田市の農業を盛り上げたいと、今まで地元農産物を使った商品をいくつか作ってきた。今回は、学校給食に提供するので年齢問わず食べやすいゼリーを作り、地元農産物のファンを増やしたい」と話していた。今後、同JAや加工会社から意見をもらいパッケージのデザインやコストなども含め最終調整し、11月の学校給食のメニューに提供する予定だ。