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ハウス栽培ブドウ「ピオーネ」収穫始まる/高岡地区で唯一の栽培農家 中野政好さん/JAあいち豊田

2012.06.21

JAあいち豊田管内の高岡地区で6月21日、ブドウ「ピオーネ」の収穫が始まった。この日収穫を始めた豊田市前林町の中野政好さんは、同地区で唯一ハウスを用いたピオーネ栽培を行う農家で、40年近く栽培している。収穫から出荷まで、すべて中野さんが一人で手作業で行っている。

 今年は花が咲く春先に雨が少なく天候もよかったため、ほぼ平年並の収穫開始となった。この日は約200パックを収穫。出荷は6月下旬に最盛期を迎え7月中旬まで続く予定だ。小売店での店頭価格は、1パック(1房約350g)で700円前後になる見込みだ。

中野さんは作業の効率化のため、ブドウの房が一列に並ぶよう27アールのハウス内の24本のブドウの樹を8本ずつ3列に植え、ダブルH型になるように整枝し平行に並べ、短梢剪定で栽培している。また、ハウス栽培は雨などの天候の影響を受けにくいため病気が少なく、消毒使用量も露地栽培に比べて4分の1程度に抑えられ安全性も高い。中野さんは「地元の人にぜひ食べてもらいたい」と話していた。

ピオーネは、巨峰より粒がひとまわり大きく、肉質がしまっていて食味もよい品種。中野さんは種なしで栽培しているため、食べやすく消費者のニーズも高い。1房がパック詰めされ約6,000パック(約2トン)が豊田市場や同JAの産直プラザなどに出荷される予定だ。