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親子3世代で紡ぐ食農の絆/アグリスクール「ベジータ+α」閉校式/JAあいち豊田女性部三好支部はぐくみの会

2015.01.18

JAあいち豊田女性部三好支部「はぐくみの会」は1月18日、みよし市三好町にある同JA三好体験・料理教室「あぐりん」でアグリスクール2014「ベジータ+α」閉校式を開き、2世代・3世代の家族27人が参加した。

これは、同支部が食農教育の一環として取り組んでいるもので「食」と「農」を通じて世代間の交流や野菜づくりの楽しさ・重要性の認識、家族とのふれあいなどを目的に行っている。今年は、「ベジータ+α」がテーマ。野菜栽培と収穫後の料理教室で地域に伝わる農産物の加工を学んだ。

この日は、「こんにゃく芋からこんにゃくをつくろう!!」をテーマに地元産こんにゃく芋を使ったこんにゃく作りに挑戦。参加者らは同JA女性部員から作り方の説明を受けた後、4班に分かれて調理を開始。参加した子どもたちも慣れない手つきで材料を混ぜたり形を整えたりしながら1時間30分ほどかけて作り上げた。その後、同スクールの役員が作った地元料理のとりめしや地元野菜で作ったサラダとともに試食し楽しい時間を過ごした。参加した男性は「料理は食べるだけだったが、材料から作ったりその過程を知ることができ勉強になった」と話していた。

「はぐくみの会」は同支部で農業体験などの「食」や「農」に関する活動を担当している。農薬に頼らない手作業中心の農業体験や調理実習などを行い、この取り組みを通じて食文化の次世代への継承と健全な食生活の実現を目指している。