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一つ一つ丁寧に美味しい桃を届ける/桃の人工授粉作業始まる/JAあいち豊田桃部会

2015.04.09

0409momo県下1位の桃の生産量を誇る豊田市猿投地区で4月9日、ピンク色の桃の花が満開となりJAあいち豊田桃部会の部会員が桃の授粉作業を始めた。今年は暖かい日が続き天候の影響もなく例年より少し早い開花となった。

この作業は花粉の少ない品種などの雌しべに、「毛羽たき」と呼ばれる棒の先に鳥の羽を付けた専用の道具を使って人工的に花粉を付け着果させるもの。同部会の森浩一部会長(55)も同市舞木町にある約20アールの桃畑で栽培する「川中島白桃」の授粉作業のピークを迎えた。森さんは「受粉作業は気温に左右されやすい。美味しい桃を皆さんに届けるため、暖かい日に作業を行わないといけないので天気は一番気にしている」と話していた。同部会が扱う花粉のない品種「大和白桃」にも、「白鳳」などの花粉を使って行われる。この日作業を行った「川中島白桃」は鮮やかな濃紅色で実が大きく育ち、甘味が強いのが特徴で8月上旬の出荷となる。

同部会は51戸の農家が合わせて53.8ヘクタールで桃を栽培。6月下旬から出荷が始まる早生品種「ちよひめ」を皮切りに、9月の黄桃「ゴールデンピーチ」など全10品種を栽培している。収穫した桃は、同JA選果場で選果し、主に豊田市・名古屋市などの市場に「とよたの桃」として出荷する。