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良品質な桃を目指す/桃の摘果講習会/JAあいち豊田桃部会

2015.05.21

0521momo_tekika県下1位の桃の生産量を誇る豊田市猿投地区で5月21日、桃の実を大玉に育てるのに欠かせない「摘果作業」講習会を開いた。会場となった同市舞木町の加藤吉裕さんのほ場には、JAあいち豊田桃部会員や同JA職員などあわせて38人が集まった。

摘果作業は、余分な果実を取り除き、適性な着果量にすることで果実の肥大を促し、品質を高めるため行うもの。花の満開後50日以降の桃が硬核期に入る前までに仕上げる「仕上摘果」のために、着果数や残す果実の判断などを確認するとともに今後の管理についての学ぶもので毎年この時期に行っている。今年は4月の日照不足を心配したが影響がなく順調に生育している。

この日は、同JA榊原正義専門技術員が果実の状態を見ながらこれまでの生育状況や摘果の注意点などを説明。今後の管理について榊原専門技術員は「今年は温度の影響で摘果が遅れると、早生品種の加納岩白桃まで小玉になる恐れがある。樹の状態を見てかん水などに少しでも大玉になるよう心掛けてほしい」と呼びかけた。

同部会は、51戸の農家が合わせて53.8ヘクタールで栽培。仕上げ摘果後は袋かけなどの作業を順次行い、6月下旬から早生品種「日川白鳳」などを皮切りに収穫・出荷を始める予定だ。同部会では7月の中心種「白鳳」を経て「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月下旬まで作業に追われる。