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中山間地域で希少農産物/白色スイートコーン栽培

2015.07.03

0703Whitecorn緑の山に囲まれた豊田市稲武町の一角に白色スイートコーンの畑がある。栽培しているのは同町で農業をしている安藤利行さん。白色スイートコーンを栽培して6年目になる。

安藤さんが育てる白色スイートコーンは品種名をピュア・ホワイトといい、甘みが強く、やわらかくサラダ感覚で食べることができる。従来の黄色いスイートコーンよりおいしいと評判だが、なかなか市場に出ない。近くに黄色いスイートコーンの畑があると交配の結果黄色い実がなってしまい商品価値が落ちてしまうなど栽培が難しいからだ。

4月中旬に播種、5月上旬から中旬にかけて定植をし、現在15aの畑に約4,400本のスイートコーンが植わっている。今年は4月に長雨が続いたが、その後の天候の回復で生育状況は良好、例年通りの収穫の予定だ。甘みを十分集めるため1本の茎に1つの実だけをならせ、スイートコーンが新鮮な状態の早朝に収穫する。安藤さんは「今年は今のところ順調だが、今後よとう虫などの被害が予想されるので注意して防除したい。また昨年は強風で茎が倒れたので風対策にも気を付けたい」と話していた。

7月下旬から8月中旬にかけて、約4,400本を出荷する予定。同町の「どんぐりの里」直売所に出荷するほか直接販売もしている。安藤さんはスイートコーンのほかに水稲、ジネンジョ、ショウガ、サツマイモ、ヤマゴボウを栽培し、中山間地域の農業振興に寄与している。