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先進事例を学び産地強化へ/愛知県果樹振興会なし現地研究会/愛知県果樹振興会

2015.07.07

0707aichi_nashi愛知県果樹振興会は7月7日、みよし市明知町の梨園などで「平成27年度愛知県果樹振興会なし現地研究会」を開き、県下の梨農家をはじめ、愛知県やJAあいち豊田の職員などあわせて185人が参加した。

これは、栽培先進地の取り組みを学ぶとともに栽培ほ場の視察を通じて生産者同士の情報交換の場を提供するため、3年に1度開いているもの。今回は梨など果樹栽培が盛んなJAあいち豊田管内のみよし市で開いた。

この日は、同JAやJAあいち中央やJA豊橋などの梨部会員らが参加。みよし市果樹組合梨部会の塚崎美詔さんと野々山奉文さんの梨園を視察した。塚崎さんの梨園では、作業動線が直線で収穫もれや収穫作業の省力化が見込める「波状棚利用栽培」などの説明を受けた。また、同市三好町の文化センターサンアートで病害虫防除の講演を開催。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所の中村仁主任研究員の「白紋波病の治療技術」と題した講演では、樹そのものが枯れてしまう同病の見分け方や温水を利用した治療法を説明。早期発見で治療率が高い事や拮抗菌が病原菌の死滅を補う相乗効果を話し、日ごろからの土づくりも重要だと呼びかけた。

みよし市果樹組合梨部会では、15戸の農家が共選出荷している。あわせて約5.3ヘクタールで幸水・豊水・あきづきなど5品種を栽培し、昨年は83.9トンを出荷した。