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網目で絵を書くメロンオーナーが人気/豊田市太田町 髙山太朗さん

2015.08.26

0826kometta_meron豊田市太田町のジネンジョ農家髙山太朗さん(34)が始めたメロンオーナーが人気を集めている。マスクメロンの網目を使い、自分が好きなキャラクターや文字を描き収穫できるとあって、今年は40人がオーナーとなり標高約400メートルの中山間地で育てたメロンを楽しんでいる。

髙山さんは静岡県でメロン栽培に従事した経験を持つ農家。2010年に故郷の同市に戻り特産品のジネンジョ栽培を始めた。栽培が軌道にのると、経営安定と経験を活かすため種芋の芽出しに使う1アールのビニールハウスでメロン栽培ができないか試験に着手。夜温などを調べ、ハウスが空く5月下旬に定植すれば、既存のハウスを使って無加温でメロンが作れることが分かった。糖度・サイズともに十分な結果が得られたので、2012年から栽培を始めた。この作型だとメロンの需要の高まる8月盆前の出荷が難しいことから、地元のこども園に通う児童とその親に1口2000円でメロンオーナーを募集した。これが口コミで広がり、現在は市内を中心に遠方からも申し込みがある。

髙山さんが運営するメロンオーナーは、直径が9センチメートルほどになり網目が付き始める7月上旬に募集。1株1果で育てているメロンに先のとがった棒で絵や字を書いてもらう。8月下旬には網目がしっかりとついた自分だけのメロンが完成。収穫を楽しんでもらう。今年は、オーナーの分も合わせて160株を定植し、絵を書いていないメロンはJAあいち豊田のグリーンセンターなどで販売する。髙山さんは「相場に左右されず、付加価値を付けて販売したいとメロンオーナー始めた。網目が良く付き収穫後もしばらく飾っておける品種を選んでいるので、長く楽しんでもらいたい」と話していた。