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病害虫対策で共同育苗/来年冬出荷用イチゴ苗配布/JAあいち豊田いちご部会

2015.11.24

1124ichigoJAあいち豊田いちご部会は11月24日、豊田市和会町にあるイチゴ苗共同育苗施設で、来年冬に出荷するイチゴ苗約6400株を配布した。同部会では、県いちご生産組合連合会を通じて購入した原々種苗を部会員らが同施設で共同で管理し、苗の品質向上に努めている。

これは、一括してイチゴ苗を育てる事で炭そ病など病害虫被害のリスクを減らし、品質の高いイチゴを出荷しようと2年前から始めた取り組み。育苗施設を新設し、部会員が当番で苗の管理を行う。

この日は、部会員とJA職員合わせて19人が参加。3月から約9カ月かけて100倍まで増殖したイチゴ苗を注文数にあわせて部会員のトラックに積み込んだ。今回配布された苗は来年の夏の定植まで各部会員が管理する。来年1月からはプランターで苗の増殖を始め、定植時には約40倍まで株の数を増やす予定だ。部会員の1人は「病害虫の発生がなく順調に育苗することができた。本圃定植まで今後もしっかり管理し、良品出荷につなげたい」と話していた。

同部会は17人の農家が約225アールでイチゴを栽培。洋菓子での需要が高まっている「紅ほっぺ」も栽培を本格化し、「とちおとめ」「章姫」「ゆめのか」と4品種を出荷する。今年は、10月26日から出荷が始まり、来年5月末まで80トンを出荷する見込みだ。