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出荷前に規格を統一/サニーレタス目ぞろえ会/JAあいち豊田サニーレタス部会

2015.11.26

1126sani-retasuJAあいち豊田サニーレタス部会は11月26日、豊田市本新町にある同JA豊田営農センターでサニーレタス出荷目ぞろえ会を開き、同部会員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、同JA職員など合わせて12人が参加した。

これは、サニーレタスの市場出荷にあたり、同部会での株の重さや株高、箱詰めの荷姿などの出荷規格の統一を図るもの。今年のサニーレタスは、11月の降雨と気温が高めに推移したことで生育はおおむね良好、例年通りの目ぞろえ会開催となった。

この日は同農業改良普及課の増井瑞記技師が栽培状況を説明。部会員が持ち込んだサニーレタス「レッドウエーブ」のサンプルを見ながら市場担当者と荷姿や葉の形状、切り口の大きさなどを統一した。同部会は11月30日から年明け1月末まで豊田市場に出荷する予定だ。

同部会では、6戸の農家が合わせて約50アールでサニーレタス「レッドウエーブ」を栽培している。同品種は厳寒期の株張りがよく、耐寒性があるため出荷・調整が容易な品種。色鮮やかな赤色の発色と外葉が大きく中心部まで包むので、箱詰め時の見栄えもよく市場で人気がある。昨年は約2.7トンを出荷し、今年は昨年並みの出荷を見込んでいる。