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組合員の意思反映で信頼築く/JAあいち豊田ふれあい委員会発足式

2015.12.11

1211fureaiiinkaiJAあいち豊田は12月11日、JA本店で地域ふれあい委員会発足式を開き、組合員やJA役職員ら合わせて95人が出席した。同JAでは地域の特性にあった組合活動をめざし、昨年度から管内を9つのブロックに分け、地域交流活動を展開。ブロック内の事業所長らで地域ふれあい委員会を立ち上げ活動してきた。次年度からは構成メンバーを拡大し、生産部会や青年部、女性組織などの会員を加え、さらなる組合員の意志反映とJAへの参画を図っていく。

この委員会は、組合員の意思を組織運営に反映し、組合員や地域住民とさらなる信頼関係を築くために設立。JAまつりや食農教育などの企画・運営、地域農業のPRや消費者との交流への参画などを行う。

式では、JA柴田文志組合長が「営農や生活は地域により異なり、ニーズも様々。組合員の声を集め、地域に根ざした活動をともに広げていきましょう」とあいさつ。各委員への委嘱状を手渡した。また、広島大学の小林元助教が「いま、JAの存在価値を考える~なぜ今、協同組合が大切なのか?~」をテーマに講演。「協同組合にとって顔が見える人間関係が重要。組合員で小さな協同を作りそれをJAがしっかりと支えてほしい」と呼びかけた。今後は、来年1月に各委員会で委員長を選任し、2016年度の活動計画を策定し、活動をスタートさせる。