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スイカ育苗作業ピーク/接ぎ木苗で良品出荷へ/JAあいち豊田猿投西瓜部会

2016.02.13

0213suika_naeJAあいち豊田猿投西瓜部会は、2月下旬から始まる定植を前に育苗作業がピークを迎えている。同部会では、連作障害対策や草勢維持のため接ぎ木苗でスイカを栽培。この時期は、スイカ苗と台木となるユウガオ苗を同時に育てて接ぎ木し、優良な苗作りに努めている。

豊田市上原町でスイカ「祭りばやし777」を栽培する部会員の山田良一さん(64)も1月20日から育苗作業を始めた。台木はユウガオの中でも草勢がやや強く、青枯病に抵抗性を持つ品種を使っている。2月からは双葉まで育ったそれぞれの苗を接ぎ、育苗用のハウスで栽培。接いでから2週間後には、台木から出るわき芽を手作業で取り、さらに生長させて定植を迎える。山田さんが育てる接ぎ木苗は2.2㌶の畑で使う約12000本。3000本ずつ4回に分けて育苗し、作業の平準化と出荷期間を拡大する。台木で草勢を調整することで肥料の節約にもつなげている。山田さんは「昔から農業は苗半作というように、育苗は重要な作業。今年は気温変化が激しいが、日照は十分あるため順調に進んでいる。良品出荷に欠かせない作業のため慎重に作業している」と話す。県下でも出荷時期が早い同部会は、2月下旬から定植が始まり、6月上旬には出荷を迎える予定だ。

同部会は6戸の農家で構成。合わせて5.4ヘクタールでスイカ「祭ばやし777」を栽培し、昨年は約259トンを地元市場などに出荷した。