豊田市高岡町の田んぼで8月28日、トヨタ自動車の社員交流を目的とした会「HORYU(ほうりゅう)」下山支部は、JAあいち豊田と同市前林町の農業生産法人「株式会社中甲」の協力でコメ「コシヒカリ」の稲刈体験を開き、同会員の親子122人が参加しました。
このイベントは、同社役員の一人が、今年から自身のほ場を「中甲」に預けたことがきっかけ。JAと同社で食農交流ができないかと考え協議し、同支部が開催する形で実現しました。
参加者は、同JA職員に鎌の使い方を教わり、子どもに手を添えながら鎌で稲を刈り取りました。稲刈後、同JA前林カントリーエレベーターの施設を見学、同JA職員から刈り取った稲が白米になるまでの行程の説明を受けました。また、同JA女性部が地元食材で調理した昼食を披露。地産地食に舌鼓を打ちました。
同支部の瀧下克己支部長(51)は「JAさん、中甲さんの協力でいい企画となりました。来年もお願いしたい。」と語りました。
刈り取ったコメ「コシヒカリ」は、JAが精米し、9月下旬に参加者に手渡されます。
写真:子どもの手を取りながら稲を刈る参加者