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豊年講講員が力を合わせて大しめ縄作り/熱田神宮豊年講あいち豊田支部

2016.12.05

熱田神宮豊年講あいち豊田支部は12月5日、豊田市前林町のJAあいち豊田前林カントリーエレベーターで熱田神宮への奉納に向けた大しめ縄作りを行い、同豊年講の講員・同JA関係者ら合わせて46人がしめ縄作りに参加。約4時間かけ、長さ約4メートル30センチの大しめ縄を作り上げたました。

これは、同支部が設立した1990年から続く行事で、今年で25回目。毎年この時期に講員らが集まり大しめ縄を作っています。大しめ縄の材料となるワラは、講員の細野義彦さんが約150アールの田んぼで栽培した古代米のワラを1205_s2使用。穂が出る前に刈り取り、色を保つために日陰で乾燥させたもの。古代米は稲丈が長くしめ縄に向いている。講員らでそれぞれ役割を分担し、木槌で柔らかくしたワラを編み込んだり形を整え力を合わせながら、大しめ縄を作り上げました。細野さんは「今年初めてワラを作ったが天候の影響もなくいいワラができてよかった。1年に1度、講員で大しめ縄を作り奉納することができて嬉しい」と話していました。この日作られた大しめ縄は、同支部により12月25日に熱田神宮に奉納される予定です。

同支部は約400人の行員が所属。大しめ縄奉納や鏡餅の奉納、農林畜産物品評会への出品などさまざまな活動を行っています。

 

写真=協力し大しめ縄を編み込んでいく講員