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特産物で地域活性を目指す/しきしま特産部会

2017.02.20

0220_s料亭などで使われる「つまもの」を豊田市場に出荷しているJAあいち豊田しきしま特産部会は2月20日、桃の節句で飾る「敷島守り雛」の仕上げ作業を始めました。部会員が住む豊田市旭地区の敷島自治区は、中山間地域にあり山の恵みが豊富。地域資源を生かし田舎ならではの雛人形を作っています。

作製は約半年前から開始。同部会の林錡部会長がデザインを考え、部会員7人で家事の合間を見て部品を準備しました。同自治区で採取した木で作った台の上に、各々の家にある端切れで作った着物をまとった男女のひな人形や、ピンク・緑・白の色粉で着色した餅花を地元産黒竹につけたものなどで装飾。今年は、70個作製し量販店などで販売します。部会員の1人は「地元の特産物を使って、地元の仲間で集まり作業できることが楽しく生きがいにつながる。今回作った手作りのひなかざりで季節を楽しんでほしい」と話していました。

同部会は中山間地域で高齢化が進む同地区で、2011年に「つまもの」を特産物として地域に普及させ、地域の活性化と地域住民の生きがいづくりを目的として設立。農業所得の向上と中山間地域の活性化を目指している。 

部会員は敷島自治区の生産者19人で構成。自身で所有する山で採取した南天やイチョウの葉などを調製し、豊田市場に出荷。年に4回定例会を開催し、JAや愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の指導の下、栽培技術の向上にも力を入れています。また、同部会では「つまもの」の他、節分飾りなど季節行事にちなんだ飾り物も作製しています。今後も、地域特産物を使用し、地域農業の活性化を目指していく。

 

写真=すべて手作業で作製した「敷島守り雛」