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農業の楽しさ伝え就農者増加を目指す/家庭菜園向け野菜作り勉強会

2017.03.10

10年後のあるべき姿をまとめた農業振興計画を推進するJAでは、農業振興を進める上で課題の多い中山間地域でも様々な方法で農地の維持・保持していくための活動をしている。その一つとして新規就農者を増やす活動にも力を入れている。3月8日にはJA小原営農センター、同月10日にはJA足助営農センターで家庭菜園向けの野菜作り勉強会を初めて開きました。定年帰農者や家庭菜園をする人たちに農業の楽しさを伝え、産直などに出荷することで農業者のすそ野を広げることが狙いです。

JA管内の中山間地域では、農家の高齢化や人口減少、鳥獣害などの影響で農地の維持が難しくなっており、各家庭に田畑はあるものの手つかずのままになっているものが多い。耕作放棄地の解消、担い手の育成などを地域農業振興計画の重点項目と位置付ける両センターでは、農地所有者に家庭菜園から始めないかと募集し勉強会を開催。小原営農センターで22人、足助営農センターで39人の合わせて61人が参加し、小原営農セン0308_sターでは重要品目「ナス」「ピーマン」や「トマト」など家庭菜園でも栽培しやすい野菜の栽培方法や、収量や品質向上へのコツなどを説明。参加した一人は「堆肥など初歩的なことも分からなかったが、分かるまで丁寧に教えてくれた。勉強会がまたあるなら参加したい」と話していました。

今後は准組合員向け広報誌「グリーンボイスフレッシュ」などにチラシ折り込みをしながら勉強会への参加募集を呼びかけていく予定です。JA小原営農センターの和田隆幸センター長は「少しでも農業に興味を持ってもらうことが大事。ゆくゆくは産直会員という仲間を増やし地域農業を支えてもらいたい。今後も勉強会などを開き新規就農者へのアプローチをしていきたい」と話しました。

 

 

写真=資料を見ながら職員の話を真剣に聞く参加者