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優良産地の技術継承/とよた茶の手もみ講習会/豊田市茶業組合

2017.04.28

豊田市茶業組合は4月28日、豊田市豊栄町にある茶農家石川哲雄さんの製茶工場で手もみ製茶加工講習会を開き、同組合員をはじめ県や市、JAあいち豊田の関係者約45人が参加した。

同市は、全国・関西・県の品評会で優秀な成績を上げる優良な産地。緑茶の中でも旨み、香りが特に優れ、高級な部類に分けられる「かぶせ茶」と抹茶の原料になる「てん茶」を主に栽培している。

同組合では、昭和45年ごろから手もみによる製茶技術の向上と伝統技術の継承を目的にこの講習会を開いている。

0428_sこの日は、同市立渡刈こども園の園児36人が同組合員から、葉の摘み方を教えてもらいながら新茶の茶摘みを体験。また、茶作りの原点を学ぶため磯谷裕司豊田副市長や園児らが、お茶のうまみ成分を引き出しながらゆっくり乾燥させる作業「葉振い」や「練りもみ」を体験した。

同組合の二村勝組合長は「今年は例年より新芽の育成が5日ほど遅れたが、順調に育っている。日々、高品質のお茶を作る努力をしているので、ぜひとよた茶を飲んでいただき、豊田市でお茶が作られていることを知ってもらいたい」と話していた。

豊田市茶業組合は、主に同市豊栄町・住吉町・吉原町など23戸の農家で構成されお茶を栽培。組合員が力を合わせ優良茶の製造や安全・安心なお茶作りに努めている。今年は、関西地域の茶生産技術向上や茶の消費拡大を図る「第70回関西茶業振興大会」が同市で開かれる予定だ。

 

写真=新芽の茶摘みを楽しむ園児