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大玉、高品質を目指せ/桃の摘果講習会/JAあいち豊田桃部会

2017.05.19

県下有数の桃の生産量を誇る豊田市猿投地区で、JAあいち豊田桃部会は5月19日、桃の実を大玉に育てるのに欠かせない「摘果作業」講習会を開きました。会場となった乙部町の梅村和也さんのほ場には、部会員やJA職員などあわせて約50人が集まりました。

摘果作業は、余分な果実を取り除き、適性な着果量にすることで果実の肥大を促し、品質を高めるため行います。花の満開後50日以降の桃が硬核期に入る前までに仕上げる「仕上摘果」のために、着果数や残す果実の判断などを確認するとともに今後の管理について学び、毎年この時期に行っています。今年は4月に入ってからの低温を心配したが影響はなく順調に生育しています。

0519_sこの日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の原良将技師が果実の状態を見ながらこれまでの生育状況や摘果の注意点などを説明。ほ場の桃の木を使って摘果の実演講習をしました。また秀品率向上を目指して、資材メーカーが袋かけの講習も開きました。同普及課の原技師は「仕上摘花は最終着果の5から10パーセント増で行うことが大切。上向きの果実を摘む。そうすることで果実の肥大を促進し、品質の高い桃を作ることができる。丁寧な作業を心がけてほしい」と呼びかけました。

同部会は、50戸の農家が合わせて53.4ヘクタールで栽培。6月下旬から早生品種「ちよひめ」を皮切りに、7月の中心品種「白鳳」を経て9月の「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月下旬まで出荷作業に追われます。収穫した桃はJA選果場で選果し、同市や名古屋市の市場に「とよたの桃」として出荷されます。

 

写真=摘花作業の講習を受ける部会員ら