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2年目の「赤とんぼ米」/豊田・みよし環境保全型農業推進協議会

2017.06.01

「環境に配慮した農業を推進し、赤とんぼの舞う農村風景の復活をめざす」を合言葉に、中山間地域稲作農家で構成する【赤とんぼ米栽培グループ】が今年も赤とんぼ米の栽培をはじました。

「赤とんぼ米」はJAあいち豊田と豊田市、みよし市、愛知県で組織する豊田・みよし環境保全型農業推進委員会の指導で栽培します。品種は三河地方の山間部で多く栽培されているミネアサヒ。昨年、栽培基準を正式に決定し、①育苗消毒は指定された農薬1種類のみ②田んぼで使用する農薬と化学肥料の窒素成分は地域慣行基準の5割以下③赤とんぼなどが産卵、羽化しやすくするため稲刈後も水を管理する-など環境に注意した基準をもうけています。認証審査には一般消費者も参加している環境保全型農業認証委員会が行い、年2回のほ場巡回と残留農薬検査も受けます。

0527_s昨年収穫された11.5㌧の赤とんぼ米は全量を同JAが買い取り、グリーンセンターや産直プラザで1㌔あたり450円で販売。値引きは一切しないが、人気は上々で順調に売り上げを伸ばしています。2年目の今年は生産者も11人から20人と増え、作付面積も3.2㌶から7.4㌶に増えた。出荷量は32㌧を見込んでいます。JA営農企画課の三橋豊さんは「除草剤の使用制限などで手作業が増え大変だが、消費者の関心も高く、生産者にも環境保全型農業の取組みに理解が広がっている」と話しました。1月には「豊田・みよしの赤とんぼ米」として商標登録を申請し、ブランド米として定着を図ります。

5月27日には同市花沢町の田んぼで同推進協議会による親子ふれあい農業体験を開き取り組みに賛同した「赤とんぼ友の会」のメンバーら14家族、46人が田植えに参加しました。同推進協議会では、栽培の過程も消費者に公開する。今後「生き物観察会」、「赤とんぼ見つけ隊in御在所」、「稲刈体験」などの親子ふれあい農業体験を企画し、農業の楽しさと大切さを広く知ってもらうよう努めていく予定です。

写真=田植え体験をする参加者ら