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田んぼはいのちの宝庫/親子ふれあい生き物観察会/豊田・みよし環境保全型農業推進協議会

2017.07.01

JAあいち豊田と豊田市、みよし市、愛知県とで組織する豊田・みよし環境保全型農業推進協議会は7月1日、豊田市花沢町の“赤とんぼ米”を栽培する田んぼで生き物観察会を開いた。同JAらが取り組む環境保全型農業に賛同する消費者で構成する赤とんぼ友の会の会員をはじめ66人が参加した。

0701_sこれは、赤とんぼの復活をコンセプトに環境に配慮した特別栽培米「赤とんぼ米」の取組みを広く知ってもらい、また生物科学の専門家を交えて途中検証をし、多くの人に田んぼの生物多様性を確認してもらうために行っているもの。今年で4年目になる。

この日は観察の結果、コオイムシやコシマゲンゴロウ、ホウネンエビなど38種類の生物を確認。

今年は13家族46人の他管内の高校生らを含む県環境部グループ13人も参加。3班に分かれ、それぞれ別の田んぼに入り、生き物を捕まえようと一生懸命泥の中を歩き回った。捕まえた生き物は専門家が分類し参加者に説明。参加者は田んぼに棲む生き物の多様性に驚きと興味を持って聞き入った。同JAの柴田文志組合長は「環境保全米のほ場で生き物観察会を最初に開いた時より多くの生き物が観察できている。赤とんぼを守ると同時にたくさんの生き物も育っている。農業は命を育む産業であることを知ってほしい」とあいさつした。

「赤とんぼ米」は2014年より「環境保全米」として試験栽培をはじめ、本格的に栽培を始めた昨年は、同市の中山間地域の11戸の農家が11.5トンを生産した。今年は栽培農家も20戸に増え32トンの生産を予定している。

 

写真=生物を探して田んぼの中を歩く参加者