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住民とJAが協力し獣害対策/大型囲い罠「おりべえⅡ」試験設置/JAあいち豊田

2017.08.28

JAあいち豊田は、管内の獣害対策のため新型囲い罠「おりべえⅡ」を購入しました。組合員の要望によりリースで貸し出し、モデルケースとして試験を始めました。約60%が中山間地域のJA管内はイノシシやシカなどによる獣害が多発。これをいかに防ぐかが大きな課題になっています。2015年度にはイノシシを2,110頭、シカを50頭捕獲しましたが、被害が減らないのが現状です。試験結果を蓄積し導入の検討をします。

「おりべえⅡ」は愛知県農業総合試験場と豊橋市の民間企業が共同開発したもの。従来のものに比べ組み立てと解体が簡単になり移動が容易になりました。開口部が広くなり野生動物(イノシシ、シカ)が群れごと捕獲できます。

JA営農部は同市足助地区の連谷農事組合の依頼で8月28日、同市連谷町のほ場に「おりべえⅡ」を設置。この日は、同農事組合員や同JA職員ら18人が参加し、面積約32㎡の「おりべえⅡ」を半日かけて組み立てました。JA足助営農センターの榎津修二センター長は「従来の罠では小さな子イノシシなどは捕獲できても、親はなかなか捕獲できず害獣の減少には至らなかった。この罠で群れごと捕獲し獣害が減ることを期待しています」と話していました。

豊田市内ではイノシシとシカによる被害が2008年度では約3,560万円でしたが、2015年度では約5,180万円と被害額が増加しています。

 0828大型囲い罠「おりべえⅡ」設置②

 

 

 

 

 

 

写真=「おりべえⅡ」を組み立てる農事組合員ら