穀物の栽培が盛んな豊田市南部で大豆の出荷がピークを迎えています。豊田市上郷町にあるJAあいち豊田上郷営農センターは1月12日、大豆「フクユタカ」を2380袋(1袋30キログラム)を検査。順次出荷します。昨年10月の台風の影響が心配されましたが、粒の大きさは良く、収量は平年並みになる見込みです。
この日は、JA管内の約5割を出荷する同センターで検査を実施。13戸の農家が収穫した大豆を、検査員の資格を持つJA職員4人が確認しました。粒度別に袋詰めした大豆を重量や水分などを計量した後、検査員が袋ごとにサンプルをカルトンにとり、色・形・病害虫の有無などを丁寧に調べました。出荷した大豆は、豆腐や納豆、味噌などに加工されます。
JA管内では、約450ヘクタールで大豆を栽培。出荷は12月下旬から始まり、2月末まで続きます。今年度は約405トンを出荷する見込みです。
写真=大豆の品質を確認するJA職員