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先進農家がデータ持ち寄りさらに改善/JAまたぎ農家が情報共有

2018.02.02

JAあいち豊田営農部は2月2日、豊田市西町のJA本店で作目別農業経営支援ツール「豊作計画」を導入する農家向けの研修会を開きました。ICTを使って蓄積したデータを、経営改善に役立てる事が目的です。JA管内の農業法人「若竹」と有限会社「はっぴー農産」のほか、JAあいち中央管内の農事組合法人「よさみ」も参加。ICTを使い先進的な農業を行う各農家のデータを比較し、さらなる経営改善につなげます。

この研修は、同ツールのデータ分析機能(レポート機能)を使い、問題点の明確化と現状把握をすることで、経営改善につなげるために開いたもの。3法人から農家9人が参加しました。講師はJA愛知中央会担い手対策部担い手総合支援室の發知拓真さんが担当し、同室と共に導入農家を支援するJA職員も参加しました。

發知さんは、生産の4つの要素である「人・機械・材料・方法」の視点から分析する事を説明。参加者はパソコンを使って実際にレポートを作成しました。コストや作業時間を、作業別やほ場別に把握するものや、所有する農業機械の稼働率をもとに適正台数を検討するための資料の作り方も説明しました。

また、各法人のデータを持ち寄り、比較検討もしました。10アールあたりの品種別収穫量や水稲移植作業の能率を比較し、互いに導入可能な改善点を検討しました。参加した農家は、「多角的に分析する方法を学ぶ事で、これまでのデータが生かせます。各農家の栽培の効率化や栽培品種の選定方法も参考になりました」と話していました。

JAあいち豊田管内では、米や麦など栽培する2法人が2015年から豊作計画を経営に導入。JA職員が定期的に訪問し、課題解決に協力しています。

0202豊作計画研修会1

 

 

 

 

 

 

 

写真=操作方法をJA職員に聞きながらデータ分析を学ぶ参加者