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天候見据え良質苗で有利販売へ/挿し芽講習会/下山高原生花生産組合

2018.02.09

JAあいち豊田管内の豊田市下山地区で小菊を栽培する下山高原生花生産組合は2月9日、挿し芽講習会を開いた。栽培技術の向上や生産者同士の情報交換のため、開いている研修の1つで、組合員やJA、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員など合わせて24人が参加しました。2月に入り、平年を下回る気温で推移する中、良質な苗の確保するため、今後の栽培管理を話し合いました。

小菊は、秋から冬にかけて次作の育苗のため、親株を栽培する。組合では、1月から3月にかけて親株から採穂し、挿し芽をして本圃へ定植する小菊の苗を育てています。

この日は、豊田市大沼町にある同組合の安藤靖彦さんのビニールハウスで講習会を開きました。同農業改良普及課の田中善浩専門員が、挿し芽後の発根を促進させるため、育苗用ビニールハウスの温度管理やかん水の注意点を説明しました。遮光資材で光量を調整し、地上部の生育を抑えながら根が良く張った苗を作る事を呼び掛けました。また、挿し芽を実演し、効率的な作業方法も話し合いました。今後は、圃場巡回指導会を中心に、研修を行い6月上旬から始まる出荷に備えます。

同組合の梶孝光組合長は「この数週間気温が下がり、生育がやや遅れていますが、問題ない範囲。組合員それぞれが出荷目標を立て、天候の変化に対応できるよう計画的に栽培してほしい」と話していました。

下山高原生花生産組合は、23人が合わせて約8.8ヘクタールで小菊を栽培。出荷時期により品種を変えながら約120種類の小菊を名古屋市の市場に共選出荷しています。今年は、6月から9月にかけて330万本の出荷を見込んでいます。

 0209挿し芽講習会

 

 

 

 

 

 

写真=効率的な挿し芽を学ぶ組合員