JAあいち豊田は6月28日、猿投営農センターで味平かぼちゃ出荷説明会を開き、栽培農家やJA職員、県農業改良普及課職員などあわせて16人が参加しました。
この説明会は、収穫の出荷までの手順や調整、出荷規格の確認を共有することを目的に毎年開かれています。この日も、収穫から出荷までの手順や注意点を担当職員が説明。その後、栽培農家が持ち込んだかぼちゃを使い、出荷規格の基準を確認し合いました。同農業改良普及課の佐藤ちひろ技師は「うどんこ病がでると草勢が落ちるので防除に努めてほしい。ワラや枯れ草で日焼け予防をするなど最後まで気を抜かずに取り組んでほしい」と話しました。
味平かぼちゃは果肉が厚くて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴。消費者需要もあり、市場価値の高い品種です。
今年は11人の農家があわせて65.3アールで栽培しており、7月6日頃の出荷を予定。収穫出荷は8月末まで続き、約900ケース(1ケース10.5キログラム)の出荷を見込んでいます。
写真=出荷規格の確認をする参加者