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プレミアム規格の桃「白鳳」10万円で取引/高糖度の希少な桃が高値取引/JAあいち豊田

2018.07.21

JAあいち豊田桃部会が出荷する桃「白鳳」が、名古屋市中央卸売市場で10万円の高値で取引されました。糖度は18度以上のものに厳選し、7玉入り(2.5キログラム以上)です。昨年から販売を開始したプレミアム規格の桃で、「天使の微笑(ほほえみ)」の愛称で知られています。7月19日に同市場で取引され、料亭で使われます。

これは、桃部会とJAが市場の要望に応えるとともに、産地PRをかねて取り扱っている白鳳の出荷規格で、通常出荷する白鳳は、糖度11~16度で1玉300グラム前後が主流です。通常規格でも十分甘いが、「天使の微笑」はさらに高い糖度で1玉350グラム以上の大玉で糖度は2度高い設定です。希少価値はとても高く、今季すでに35万8810玉の白鳳を出荷しましたが、この規格を満たすものはわずか8玉。発生確率は0.0022パーセントしかありません。さらに、着色などの外観が良いものを厳選し、専用に作った無垢の木箱入れて同市場に1箱出荷しました。

この桃を取引した株式会社マルヨの各務正浩代表取締役は「とても貴重な桃で品質の価値もあるが、地元愛や生産者の努力がこの価格の価値に相当する」と話しました。この規格の愛称「天使の微笑」は、おいしい桃に多く見られる特徴である表面のそばかす状の模様「えみ」に由来します。今年は気象条件も影響し、流通するのはこの1箱のみとなりそうです。

JA桃部会は、51戸の農家が合わせて約52ヘクタールで9品種の桃を栽培しています。「白鳳」は7月下旬まで出荷し、その後も品種を変えながら9月まで順次収穫・出荷されます。今年は全品種合わせて10万ケース(1ケース5キログラム)の出荷を見込んでいます。

0719プレミアム規格の桃「白鳳」10万円で取引

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真=10万円の価格がついた桃を持つ仲卸業者