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ヤマゴボウの産地復活を目指し、栽培研修会を開く/JAあいち豊田

2018.10.05

一度は生産部会が解散したヤマゴボウ(モリアザミ)の産地復活を目指し、JAあいち豊田などが栽培支援を強化しています。1袋300グラムの少量から出荷可能で、1アールに満たない畑でも栽培できる上、病害虫の被害が比較的少ないことから、中山間地域に合った品目の一つとして見直されました。JAなどが講習会を開いたり新たな栽培暦を作ったりして栽培を呼び掛け、部会員数は一時の1人から27人まで増えてきました。

同市では、ヤマゴボウをみそやしょうゆで漬けたものは、中山間地域で古くから親しまれてきました。JA管内にはかつて生産部会が存在しましたが、高齢化などから生産者が減り2007年に解散しました。14年に15人で再び発足して、現在は27人に増えてきて、約50アールで栽培、昨年は2・1トンを出荷しました。

年2回行う圃場(ほじょう)巡回には部会役員3人が同行して、ベテラン農家からの栽培ノウハウ伝承を図っています。新たに栽培を始める人が畑をつくる際も役員が見に行き、畝の高さや排水の場所などをアドバイス、その土地に合った指導をしています。

8月、同JAと同市が共同運営する「農ライフ創生センター」の受講生を対象に、同JA猿投営農センターの村木恵輔さんが栽培講習会を開きました。栽培と、山ごぼう部会への加入を呼び掛けました。13人が参加し、受講生の一人は「初心者でも取り組みやすく、栽培のポイントも丁寧に説明してもらえるのでチャレンジしてみたい」と話しました。

27人の部会員の多くは、同センターの修了生や定年帰農者が中心です。本年度の部会加入者7人のうち4人が修了生です。今後も部会加入を呼び掛け、ヤマゴボウの産地復活を目指していきます。

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写真=栽培講習会で畝立てから種まきまでの説明を聞く受講生ら(愛知県豊田市で)