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台風の被害を未然に防止/実演で対策法を学ぶ/JAあいち豊田営農部

2018.10.17

JAあいち豊田営農部は10月16日、豊田市百々町にあるほ場で「ビニールハウス台風対策勉強会」を初めて開いて、施設園芸栽培者やJA営農担当職員ら28人が参加しました。今年の相次ぐ台風で、JA管内のビニールハウスにも被害が出たことから、倒壊被害の要因である強風への対策を学びました。農家所得向上のため、施設園芸の新規産地化を目指すJAは、栽培指導に加え、施設の管理もサポートします。

ビニールハウスに被害がでると農産物の被害に加え、ハウスの復旧にコストがかかり、大幅な農家所得の減少になります。また、復旧までの時間がかかってしまうことなどを踏まえ、これまでの栽培技術指導に加え、ハウスの維持管理も伝えていくことが重要だと考えました。今後、到来する台風への事前対策を農家が自身でスムーズにできるよう、JAがJAあいち経済連と資材を提供するオカモト化成株式会社に協力を依頼して勉強会を開きました。

勉強会では、JA経済連生産資材部新技術普及課の臼田泰治主任が、ハウスの被覆ビニールをはずし、パイプのみにすることで風を逃がしてハウスの倒壊などの被害が抑えられることや、風の吹込みによる浮き上がりを防止できると話し、ビニールの除去方法や扉の外し方を実演しました。また、資材を使った生産者ができる簡単な補強方法も紹介しました。参加した加藤政幸さん(64)は「ハウスの被害を事前に自ら防ぐことのできる対策案を、実演を交えて説明してもらえ、よく知ることができた。今後到来する台風に活かしていきたい」と話しました。JA営農指導課の伴野洋明営農指導員は「被害を受けると修繕の費用や時間が多くかかってしまう。今年の被害を教訓に手間ではあるが被害を最小限に抑えるため、対策を事前に行ってほしい」と話します。

1016ハウス台風対策(1)

 

 

 

 

 

 

 

写真=被覆ビニールのはずし方を実演で学ぶ参加者ら