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ここがすごい!受賞農家に学ぶ/農薬や肥料にこだわり/美味しくて安全なイチジクを栽培/JAあいち豊田

2018.11.01

JAあいち豊田いちじく部会の柴田鋹光さん(78)は、妻の昭子(74)さんと二人三脚で、イチジク「桝井ドーフィン」を栽培して14年目。今年、長年の努力が実り、JAや行政などで構成する豊田市農産物ブランド化推進協議会が開く、豊田市農林畜産物品評会「いちじくの部」で初めて最高位の金賞を受賞しました。

「ただ美味しければいいと言うことではなく、消費者が安心して食べることのできるイチジクを栽培したい」と話す柴田さん。農薬の一部は微生物由来のものを使用。土づくりにこだわり、実なりがよく糖度が十分にのるようにと、毎年3月ごろに、たい肥を2トンほど入れます。畝が高くなり水はけがよくなる上、雑草も生えにくくなり、農薬の使用も抑えることができます。柴田さんのイチジクはJA直売所に持っていくとすぐに売り切れ「今日は柴田さんのイチジクは入荷してないの?」とお客さんから声が出るほどの盛況ぶりです。

会社勤めをしながら米や野菜などを栽培していた柴田さん。勤め先を退職したのを機に果樹にも挑戦してみたいと考えていたところ、当時購読していた本に、同市でイチジクの栽培をしている人の記事を目にし「これならできる。やってみよう」と決意して、2005年3月に栽培を始めました。部会に入り、栽培のノウハウを先輩栽培者や県の普及員、JAの専門員から学び、得た知識を昭子さんと共有し栽培に取り組みます。「女性の目線の丁寧な選別で、品質をより一層高めてくれてとても助かっています」と鋹光さん。お互いの長所を生かしながら栽培に取り組んだ結果、品評会では接戦の末、金賞を受賞しました。「よい品質のものを作るためには努力を惜しまない。部会などで得た情報は、なんでも試してみる。今後も消費者に安心して喜んで食べてもらえるイチジクを提供していきたい」と意気込みます。10アールの畑でイチジク「桝井ドーフィン」を栽培。8月~11月上旬まで収穫し、JAやグリーンセンターに出荷します。

写真=イチジクの木を管理する柴田さん