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小カブ出荷最盛期/JAあいち豊田松平営農センター

2018.12.07

小カブの産地化を目指す豊田市松平地区で小カブの出荷が最盛期を迎えています。同地区の小カブ栽培は昨年秋から開始し、3646袋(1袋200グラム入り)を出荷しました。今年は春出荷も行い1509袋を出荷しました。秋作は9月には種し、10月中旬から出荷を開始しています。12月末までに昨年より1割多い4000袋の出荷を予定します。今年の春出荷と合わせると昨年より151パーセント出荷量が増加する予定です。

中山間地域の限られた農地を活用し農家所得を向上するため、6月から10月に出荷する甘長ピーマンの後作や多品目栽培の1つとして、甘長ピーマン部会に小カブ栽培を提案しました。同地区で8人が合わせて10アールで栽培します。県内に大きな産地がないことから地元産のニーズが高く、市内スーパーを始め、名古屋の百貨店からも求める声が上がるなど反響が大きく、収入が見込めます。トンネル栽培を導入を検討し、2月からの冬出荷も予定します。真夏以外の春、秋、冬と1年を通じて出荷できる体制を整え、さらなる農家所得の向上を目指していきます。

12月5日は、生産者が合わせて240袋を同センターへ順次持ち込んだ。秋の小カブはみずみずしく、柔らかいのが特徴です。サラダや漬けもの、煮物で食べるのに適しています。小カブは初期投資も少なく、1袋から出荷ができるため、女性や高齢者も取り組みやすいです。また、は種から収穫までが約40日間と短く、回転も良い。生産者の加藤清美さん(68)は「JA職員がこまめに栽培のサポートをしてくれて、新規でも取り組みやすかった。産地化に向け、今後は出荷量を増やしていきたい」と話していました。

今後は栽培者を募るため、JAの広報誌や地域営農だよりなどで呼びかけていきます。産地化に向け、県外の他産地への視察を行い、栽培のノウハウなどを学ぶほか、は種が大変だという生産者の声から、は種機の導入を検討するなど栽培をサポートしていく予定です。

写真=小カブを出荷する生産者