ニューストピックス

特別栽培米「赤とんぼ米」で造った/純米大吟醸「赤とんぼの舞」を販売/JAあいち豊田

2018.12.05

JAあいち豊田は、豊田市の中山間地域で生産される特別栽培米「赤とんぼ米」を原料とした純米大吟醸「赤とんぼの舞」を開発しました。赤とんぼの舞う環境にやさしい米づくりのPRと消費拡大を目的に造られたものです。今年5月に仕込み、100本が完成しました。酒米(酒造好適米)には同市稲武地区で栽培された「夢山水」を使用しています。同地区の酒造会社に酒造を依頼しました。地元の米と水で、地産地消の象徴的な商品として販売します。

12月4日には、JA柴田文志組合長らが太田稔彦豊田市長を訪ね、純米大吟醸「赤とんぼの舞」の完成を報告し、市民へのPRを呼びかけました。柴田組合長は「原料はすべて地元産で、地産地消にこだわった。お酒を通じて「赤とんぼ米」の取り組みを多くの人に知ってもらいたい」と話していました。

お酒はJA直売所、Aコープのほか、トヨタ生活協同組合本店・藤岡店の合わせて9店舗で11月21日から販売しています。価格は1本720ミリリットル、2500円(税込)。酸味がなくあっさりとした口当たりです。また、豊田市内の学校給食にも使用されている地元米の「大地の風」を使った純米吟醸「赤とんぼの里」も1本720ミリリットル、2000円(税込)で同時に販売しています。

「赤とんぼ米」は農薬により激減したといわれる赤とんぼの復活を目指し、環境にやさしい農薬を使いながら、赤とんぼの生態に配慮して栽培された米です。消費者を含めた、栽培を客観的に検証する「環境保全型農業認証委員会」も設置し、独自の基準で一般米との差別化を図っています。3年前から本格的に栽培し、栽培農家も徐々に増加。今年は25人の生産者が、前年比6割増の約12ヘクタールで「赤とんぼ米」を栽培しました。2018年度は約35トンを集荷しました。

写真=大銀吟醸赤「とんぼ舞」をPRする、JA柴田組合長(左から2番目)と太田稔彦豊田市長(右から2番目)