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不要農薬の回収/毎年処分で利便性を確保/JAあいち豊田営農資材課

2018.12.10

 JAあいち豊田営農資材課は、不要農薬の回収方法を変更し、組合員のニーズに応えています。不要農薬の処理に悩む組合員からの要望で、回収方法を見直し毎年処分できるように配慮しました。処理費用を抑えて組合員の利便性を確保しています。

農薬は普段の一般ゴミとして捨てられない特殊な廃棄物です。取り扱いに注意して専門の業者に廃棄処理を依頼することから、山間地域などコンテナ1杯にも満たず回収量が少ない場合はかえって処分にかかる輸送費が負担となっていました。そのため、これまでは2年に一度全営農センターで不要農薬を回収していましたが、自宅の改修や遺族の遺品整理で出た使用期限切れの農薬の回収ができない年は不便だという組合員の声から、昨年より回収場所を減らして毎年回収できるようにしました。1ヵ所に集まる不要農薬の量を増やすことで廃棄にかかるコストを抑えて利便性を確保しました。

不要農薬の回収は組合員向け広報誌等で告知しました。事前に申し込んだ組合員が対象で、12月7日は平たん地と山間地の2つに分かれて作業しました。豊田市上郷町の上郷営農センターをはじめ、午前と午後で4ヵ所の営農センターを1日で回り、持ち込まれた不要農薬は2.4トン。法令により許可を受けた専門業者が農薬の種類ごとに区分し焼却処分します。

営農指導課の加川一路係長は、「農薬の処分に悩む組合員の声から毎年回収できるように工夫した。これからも継続して処分できる環境を整えておきたい」と話します。

そのほか、環境保全型農業への取り組みの一つ農業用使用済みプラスチック類の回収を行い、環境に配慮した農業の実践を目指しています。

 

写真=不要農薬の処分作業をする専門業者