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就農1年目で2つの賞を受賞/JAいちご部会のいちご部会の永田幸久さん

2019.03.01

 JAあいち豊田いちご部会の永田幸久さん(38)は、就農1年目の今年、平成30年度愛知県いちご品評会で愛知県農業会議会長賞と豊田市農産物ブランド化推進協議会が開く品評会「いちごの部」で最高位の金賞の2つを受賞しました。妻の久美子さん(34)と一緒に、基本を大切にしながらイチゴ栽培に精を注いでいます。

 永田さんは、豊田市舞木町にある20アールのハウスでイチゴ「章姫」を高設栽培しています。大粒でやさしい甘みが感じられるイチゴを作るため、しっかり摘果をするのがこだわりです。品評会では、糖度も十分で玉太りが良く、すべての粒が揃っていることころが評価されました。永田さんは「基本に忠実に、理想のイチゴを作るため、こだわりを持って栽培しました。1年目で賞を2つもいただけたことは、今後の大きな励みになります」と話していました。

 栽培は主に幸久さんが行い、久美子さんは忙しい子育ての間をぬいながら、女性ならではの器用さでパック詰めや収穫作業を行います。「最初はコツが掴めず、苦労しました。次第に慣れていき、今ではやりがいを感じています」と久美子さん。今年度は約10000本定植。共選出荷を行い、5月末までに約8トンを出荷をする予定です。

 就農のきっかけは、ワーキングホリデーで海外を訪問した際、イチゴ栽培に興味を持ち、もともとイチゴが大好物だったことから就農を決意しました。IT関係の仕事を辞め、2年間、同管内のイチゴ農家で勉強。平成29年度から部会に加入しました。実家は農家をしていましたが、自らの農業経験はなく、自身の持つ土地にハウスを建設し、昨年12月、念願の初出荷を迎えました。

 2月28日は、JAあいち豊田を表敬訪問し、柴田文志組合長らに品評会の結果を報告し、イチゴを手渡しました。JA柴田組合長は「暑くなってくるので病害虫には十分気を付け、よりよいものを栽培できるよう頑張ってください」とエールを送りました。

「栽培している猿投地区は、夏から秋にかけて、桃と梨が有名な産地。冬はイチゴが有名と思ってもらえるよう、産地を担える一員を目指していきたい」と幸久さんは意気込みを話します。

写真=賞を受賞した永田久幸さん(右から2番目)と久美子さん(左から2番目)