みよし市は3月23日、同市打越町の緑と花のセンターさんさんの郷で援農ネットみよし平成30年度農業研修修了式を開きました。この取り組みは、みよし市・みよし市農業委員会・JAあいち豊田が農業支援に関する機能の一本化を図り、効果的・効率的な農業支援体制を確立することを目的に2013年から実施しています。
農業従事者の高齢化や後継者不足、担い手不足による農地の遊休化を解消するために、「農業ふれあいコース」と「就農者育成コース」の2種類の農業研修を行っています。「農業ふれあいコース」は野菜栽培を始めたい人や、始めて間もない人を対象として「就農者育成コース」は就農を目指す人が対象です。「就農者育成コース」は研修生の希望により研修期間を延長して、最長2年間学ぶことができます。同JAも職員を派遣し、農薬の指導や資材提供などのサポートをして、今までに延べ124人が卒業しています。今年は「農業ふれあいコース」15人、「就農者育成コース」4人の合わせて19人が研修を修了。同市の小野田賢治市長が研修生ひとりひとりに修了証書を手渡しました。
同JAの柴田文志組合長は「農業には楽しさもあり難しさもある。難しさを楽しさや生きがいに変えていけるよう学んだことを活かし頑張っていってほしい」と挨拶しました。4月からは7期生の研修が始まり両コース合わせて16人が農業を学ぶ予定です。
写真=小野田市長から修了証書を受け取る研修生