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空いたハウス利用し、硬化苗で作業軽減/農家のニーズに応える/JAあいち豊田下山育苗センター

2019.04.10

 JAあいち豊田下山育苗センターは農家の要望に対応するため、施設花き農家の空いたハウスを利用し水稲苗の管理を委託しています。農作業の軽減につながる硬化苗のニーズが高まりますが、需要期の硬化苗の管理場所がないことから、地元でハウスを持っている農家に育苗管理を提案しました。現在、2件の花き農家に約6千枚の育苗管理を委託しています。

 委託するのは苗の硬化作業です。同センターで播種後10日間育てた緑化苗を空いたハウスにJA職員らが持ち込みます。委託先の農家は水と温度を管理して、すぐに田植えができる状態まで育苗します。花き農家はハウスの空いている時期を有効活用し、作業受託することで農家所得が向上しました。同センターでは約2.2万枚の水稲苗を供給していますが、年々硬化苗の注文が増加しています。

 この地域は兼業農家が多く、高齢化などで苗の管理ができない人が年々増加しています。もともと、緑化苗を中心に出荷していましたが、作業の軽減につながる硬化苗が欲しいという農家の声が多く集まり活動を開始しました。

 同センターはゴールデンウィークから5月中旬の出荷ピークに向け育苗作業を管理して、農家の課題解決に取り組んでいます。

写真=花き農家の空いたハウスに苗を運ぶ同JA職員ら