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品質向上、安定生産を目指して/桃の摘果講習会/JAあいち豊田桃部会

2019.05.28

     JAあいち豊田桃部会は5月22日、豊田市舞木町にある同部会員のほ場で摘果作業の講習会を開き、同部会員と県農業改良普及課、JAの専門技術員などあわせて約40人が参加しました。

 摘果作業は余分な果実を取り除き、玉揃いや肥大、糖度などの品質が優れた果実を生産するために行うもの。花の満開後40日ごろから始まる仕上げ摘果と今後の管理を学ぶもので、毎年この時期に開いています。昨年、大型台風が続いたため、今年はせん孔細菌病の多発が懸念されることから、摘果を行いながらほ場を観察し、枝、葉、果実の病斑が出ていないかチェックしました。

 この日は、県農業改良普及課の原良将技師が果実の状態を見ながら摘果作業の注意点などを実演しながら説明。また、桃用果実袋メーカ2社が袋がけ講習会も開きました。原技師は「4月の初めに霜の影響を受けることが懸念されたが実のつき具合は良好。これから気温が上がるにつれて菌が活発になるので今のうちにしっかり防除して欲しい」と話していました。今後、摘果が終わると害虫や病気から果実を守り、果実の着色をよくするための袋がけ作業に進みます。

 同部会は51戸の農家が約52ヘクタールで9品種の桃を栽培し、約500トンを名古屋市・豊田市・静岡県浜松市などの市場に出荷しています。6月中旬から早生品種「ちよひめ」を皮切りに、7月の中心品種「白鳳」を経て9月の「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月下旬まで出荷作業が行われる予定です。

 

写真=摘果講習を受ける様子